久しぶりの投稿会。

“リハビリテーションのために大切なこと”が今回のお題。

手段や環境、ということなので、私は、患者の立場から“環境”メインで書いていきます。

まずは、私の状態をサラッと。
小児疾患のCPで左上下肢麻痺です。

現在3軒目のクリニックで“理学療法(以下、PT)”を受けている訳ですが、コレまでの病院やクリニックに比べて、格段に環境はいいです。

小児疾患自体、取り扱いの出来る医師がほとんどいない、近隣で探そうなんて至難の業。
県内で探したくても見つからない人たちもいます。
“CPは整形の専門じゃないから分からない”と言い出す医師がいたり(専門じゃないから分からないんじゃなく、勉強する気がない、目の前の患者さんを何とかしようという気持ちがない→現在のクリニックの医師も整形外科専門の医師ですが、診れます)、“装具で縛ってるから大丈夫でしょ?”と言い出す理学療法士がいたり(装具は足を縛るもの?違いますよね?理学療法士さん?)。
“CP”と聞いただけでサジを投げる医師が多いことから、環境としてはよくないのが現状でもあります。
小児疾患自体がレアなのも現状なのかもしれませんし、実習で行かない(行けない)ことも1つなのかもしれないんですけど。

現状維持での“PT”が小児疾患のみならず、広がってゆくとよいのですが…(悪くなって戻ってくる方がいる、というのはそういうところが整備されていないのかもしれません)。

そして、担当療法士や、医師、担当装具士と何でも相談できる環境。
担当療法士が医師や装具士との架け橋になってくれること、コレが1番大切だと思います。
窓口になってくれるのはやっぱり、慣れた療法士がいい。
医師に上手く伝えられない、装具士に伝えられない。
そういった時にも架け橋になってくれる環境があれば、こういうことだね、ってフォローが入る。
私の担当療法士はそれができます。
短時間で相手に理解してもらおう、というのはコレも至難の業。
でも、理学療法の時に担当療法士に伝えれば2単位で40分もある。
その中で、理解してもらえたら患者さんはとっても幸せ。
こうやってコミュニケーションを積み重ねた関係、環境があれば、5分くらいで簡単に伝えても、“この患者さんはこういうことを伝えたいんだな”っていうことが伝わります。