PINE BONSAI CARE GUIDE
松の管理方法
マツ科 / 常緑針葉樹
四季を通じて緑を失わず、暑さや寒さに強い黒松は、
初心者でも育てやすく、盆栽の代名詞ともいえる代表的な樹種のひとつです。
PLACEMENT
置き場所
一年を通して、日当たりと風通しのよい屋外で。
短く締まった葉を作るためにも、 日照は欠かせません。
年間を通じて、朝から夕方まで日当たりと風通しのよい 屋外で管理しましょう。
室内に飾るのは鑑賞する時だけにし、 基本は屋外で育てます。
WATERING
水やり
乾き具合を確認して、たっぷりと与えます。
鉢底から水が流れ出るまで、 たっぷりと水を与えます。
溜めた水に2〜3分沈め、 気泡が出なくなったら取り出します。
FERTILIZER
肥料
春は3月〜5月、秋は9月中旬〜10月が目安です。
2,000倍に薄めて使用します。
水2Lに対して原液1mLが目安です。
10日〜2週間に1回程度
直径約9cmの鉢に対して、 2〜3粒を目安に与えます。
ABOUT MEKIRI
芽切りとは
葉を短く整えるための、黒松の代表的な手入れです。
その年に伸びた新梢を、 前年の枝との付け根から切り取る作業を 「芽切り」といいます。
芽切りを行うことで、その後に出てくる2番芽の成長期間が短くなり、 黒松らしい短く締まった葉を作りやすくなります。
この方法は、黒松の 「短葉法」のひとつとして知られています。
MEKIRI & NEEDLE THINNING
芽切り・葉すかし
芽切りの目安は、6月中旬〜7月上旬頃。
7月頃になると、春から伸びた新梢が十分に伸び、 葉が開いてきます。
その新梢をハサミで 前年の枝との付け根から切り取ります。
芽切り後1か月ほどすると、 葉元や切り口付近から新しい 2番芽が出てきます。
芽切り後に出た2番芽を育てます。 この芽から伸びる葉は、春から伸ばした葉よりも 短く仕上がります。
2番芽の新しい葉が揃ってきたら、 前年から残っている古葉を整理します。
新しい淡い葉を残し、古い濃い葉を切り取れば 芽切りの仕上げです。
黒松の芽切り・葉すかしの流れ
伸びた新梢を前年の枝との 付け根から切り取ります。
切り口付近から出てくる 新しい芽を育てます。
新しい葉を残して、 前年の古葉を切り取ります。
PINE BONSAI CARE
しっかり日に当て、
黒松らしい締まった葉と力強い樹姿に。
日照・水やり・肥料の基本管理に加え、
夏の芽切りと秋の葉すかしを行いながら、 少しずつ盆栽らしい姿へと育てていきましょう。
