2018オニール/冬モデル製品解説! | GreenRooms Surfboard Garage / BLOG

2018オニール/冬モデル製品解説!

こんばんは、店主です。

今回の台風はヤバかったですね、、、

当店もシャッターぶっ壊れました。

 

さて本日はオニールの2018冬モデルのうち

主要モデルについて解説しようと思います。

 

こちらが2018冬モデルのカタログ。

 

表紙はモノトーンでまとめられたアドレナリンの出る攻めの写真。

オニールのハードコアでストイックなブランドイメージを表しているかのよう。

 

まずはお約束の生地から。

 

3年前、過去の素材から明らかにブレイクスルーした

次世代素材・FIREWALL23を登場させて

ウェットにちょっとうるさい店主を唸らせたオニール。

その生地が今年さらに洗練されFIREWALL25となって登場です!

 

素材の伸長で発熱する伸長発熱ポリウレタン、

汗などの水蒸気で発熱する吸湿発熱ポリエステル、

大量のデッドエアを溜め込むことのできる中空ポリエステル糸、

速乾性と蓄熱性を両立したナイロン蓄熱糸、

アンモニア臭を含む不快臭を10分で90%分解する消臭糸、

環境湯優しく伸びが良くなる水溶性接着剤、

柔軟性とモチモチ感のある柔らかさが特徴のテクノバターネオプレン、

これらをすべて組み込んだ”全部入り素材”が今回のFIREWALL25です。

 
ほんとよくもまあこんなに全部組み込んだもんだと感心します。
しかもこの素材を使ったハイエンドウェットスーツを
ずばり98,000円で販売するのがオニールのすごいところ。
 
他のメーカーで似た素材を使った製品の価格は概ね10〜13万円。
対するオニールは98,000円。
 
はい、全然価格が違います。
 
ブランドがマイナーだーったり、作りがポンコツだったりして
それで安いならまあわからんでもないですが、
世界を代表するブランド・オニールですからね。
製造工場も昨年ブログで散々書いた通り、
日本屈指のウェットスーツ工場で製造して、ですからね。
 
高額で良いものなんて探せばどんだけでもあるんです。
でも、オニールの場合はここまでやってこの価格。
10万円を切ってこの生地の性能と作り込み。
これは素直に賞賛に値すると思うわけです。
 
しかも作り込みだってただ貼りや縫製が上手いだけじゃない。
カッティングにはACT(アナトミカルカッティングテクノロジー)、
”解剖学的裁断技術”が用いられています。
これはオリンピック代表など第一線アスリートの競技用ウェアにも採用されている、解剖学を応用した「動体裁断理論」。
 
ライダーからの感覚的なフィードバックと
科学的に研究されたカッティング理論の融合。
それがオニールのウェットスーツが
動きやすく着心地の良い理由。
 
他にも一般的なセミドライが5mm x 3mmなのに対して
オニールは5mm x 4mm x 3mm。
科学的に箇所ごとの必要な生地厚が分かっているから
軽量化のために適切な厚みを用いています。
4mm素材を作ると余分にコストがかかるのにそこは妥協ナシで。
 
また、各末端にはFIREWALL R2 plusを採用。
これはおもに手首とひざ下に使われています。

 

なぜFIREWALL25のような優れた素材があるのに

わざわざ特定の場所に他の素材を使うのか?

 

それは起毛独特の性質によるデメリットを回避するため。

 

ウェットを洗濯するとわかりますが、

起毛素材は水をメチャクチャ吸水します。

これは着用時でも同じことで、

特に末端である手首、足首は水吸いたい放題。

そして水を吸うとウェットがクソ重い。

手足に重りを付けてるようなもんです。

 

そこで登場するのがFIREWALL R2 plus。

 

吸水発熱素材の使用で保温性を確保しながらも、

毛足を短くすることで水の吸い上げ(毛細管現象)を

最小限に抑えて、水に対する接触冷感性と水を含むことによる

重量増を軽減しています。

 

と、素材やカッティング説明だけで随分長くなってますが、

ホント素材と技術的なだけで延々と書けちゃうんですよ、オニールは。

それくらいちょっと次元が違う。

 

でも、あんまりソレばっかりでもいけないので

ここからはさらっとモデル説明。

 

まずはオニールを代表するこちら。

PSYCHO Z.E.N ZIP

 

ノンジップ構造でありながら

ジップの利便性を併せ持つ、

オニールが日米で特許を持つ

世界で唯一無二のウェットスーツがこれです!

オニール好きは迷わずコレで。

 

次はこちら。

PSYCHO F.U.Z.E. TOO

 

いわゆるノンジップモデルですが、

ACTとFIREWALL25の採用で

快適な着心地と運動性能をご提供!

ハズさない一品。

 

そしてオニールといえばドライスーツ。

SELFIT / INFERNO

 

昨年の工場見学を綴ったブログでも書きましたが、

ドライスーツに関する設備は日本屈指!

もちろん作りも日本トップクラス!!

ドライスーツはオニール以外考えられない、

それくらい群を抜く性能と品質です。

メンテナンスキャンペーンで水没検査(五千円相当)が

無料になるのも魅力です!

 

最後はクラシックシリーズ。

 

 

クラシックなO'riginalのカッティングで

Z.E.N ZIP、F.U.Z.E TOOをラインナップ。

もちろんオニールならではの品質と性能です!

 

と、ここで気がついた。

今回初登場のフロントジップセミドライの写真がない!

 

「PSYCHO F.U.Z.E SC」

 

こちらは次回ご紹介します!!

 

 

ということで本日はオニールの製品紹介でしたが、

延々とオニールをベタ褒めしたからといって

もちろん他メーカーが悪いというわけではありません。

当店は多くのブランドを扱ってますのでわかりますが、

それぞれ特徴があり良いスーツを作ってます。

 

でもその中で”どこのブランドがオススメか?”という質問では

ここまで作り込んでコスパまで優れてるオニールは

第一候補に入れていただいて問題ないでしょう。
 

「迷ったらオニール」

 

特にブランドにこだわりがないのであれば

この考えでいっていただいて良いかと思います。

 

そんなオニールは9月18日まで早割教わりキャンペーン中!
ぜひこの機会をお見逃しなく!
 

それでは!

 

 

 

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