こんにちは!本日の東京株式市場、かなり荒れた展開でしたね。詳しく振り返っていきましょう。


■ 本日の主要指数(大引け)

・日経平均株価:53,373円07銭(前日比 -230円58銭 / -0.43%) ・TOPIX:3,649.69(+6.89pt / +0.19% ※反発) ・JPX日経400:33,069(+44pt ※反発)


■ 今日の相場の流れ

朝から荒れました。前日の米国市場でGoogle(アルファベット)がAI処理に必要なメモリ量を大幅に削減できる新技術を発表。これにより「半導体メモリの需要が減るのでは?」という懸念が広がり、マイクロン・テクノロジーやサンディスクが急落。その流れがそのまま東京市場に波及しました。

午前中は日経平均が一時1,000円を超える急落を見せる場面もあり、特にアドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで日経平均を約440円も押し下げるほどの売り圧力でした。

ただ、午後から相場は急速に戻し始めます。その理由が2つあります。

まず1つ目が「配当・優待の権利取り買い」。本日3月27日は3月末の権利付き最終売買日。つまり今日買えば配当や株主優待がもらえる最後のチャンスでした。この買いが下支えとなり、午後は一時プラス圏に浮上する場面も見られました。

2つ目が「中東リスクによる原油高」。逆説的ですが、地政学リスクの高まりが原油価格を押し上げ(WTIは94ドル台へ)、エネルギー株が大きく上昇しました。


■ 今日の注目銘柄・テーマ

【値上がり率ランキング(プライム市場)】

1位:日本コークス +16.36%(エネルギー関連として物色) 2位:名古屋銀行  +15.06%(しずおかFGとの経営統合発表!) 3位:ニッコンHD  +9.12% 4位:インフォマート +7.23% 5位:群馬銀行   +7.11%(地銀再編への期待波及)

【本日の注目テーマ①:地銀の経営統合】 しずおかFGと名古屋銀行が経営統合の基本合意を発表。名古屋銀は売買再開後にストップ高手前まで急騰しました。地銀再編の流れはまだまだ続きそうです。

【本日の注目テーマ②:パワー半導体の再編】 ローム・東芝・三菱電機の3社がパワー半導体事業の統合協議を行っているとも報道され、こちらも話題になりました。

【本日の注目テーマ③:石油・エネルギー株】 中東情勢の緊迫化によりINPEX、石油資源開発が続伸。住石HDはストップ高となりました。


■ 来週の相場の見どころ

最大の焦点は中東情勢です。トランプ大統領はイランへの攻撃を4月6日まで停止すると表明しましたが、米国防総省は地上部隊1万人の追加派遣を検討中とも報じられており、緊張は続いています。原油高が長引けばエネルギー株は引き続き強いでしょう。

また、半導体セクターはGoogleのAI新技術の影響を市場がどう評価するかが焦点。米国のSOX指数の動きに要注目です。

さらに来週月曜日は「配当落ち」の日。日経平均が機械的に下押しされる可能性があるので、あわてて売らないよう注意しましょう。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました! 明日からの週末、ゆっくり休んで来週に備えましょう。

※本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。