今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末に娘が帰省し、一緒に新年を迎えることができました。
義実家に立派な神棚があります。
喪が明けていますし、
きちんと神棚を整え、お札をおまつりし、鏡餅を供えました。
娘は大学の授業が始まっており、早々に帰っていきました。
さて。成人式を前にして、
娘の振袖を出し、都内の美容室で着付けして写真を撮りました。
着物も小物も全て自前、と言いたいところですが、
「帯枕が(高さが)高すぎる」と言われて、
帯枕のみ美容室のものをお借りしました。
帯の結び方によっては高いこともあるのですね。
振袖と帯は娘が選びました。私の実家が買ってくれました。
着物は「白木染匠」 帯は「梅垣織物」
草履とバッグは「伊と忠」 髪飾りは「かづら清老舗」
髪飾りは七五三の時のものです。(ケースが変色しています)
櫛は使いませんでした。
髪型は娘に任せました。日本髪風が好きとは意外でした!!
(詳しい画像がありませんが)
朱赤の「帯揚げ」は細かい鹿の子が美しく、
「職人さんが減って細かい鹿の子は手に入れ難くなってきた」と
呉服屋さんが嘆いていました。
「帯締め」と緑色の重ね襟↓
「帯締め」は振袖に合わせた豪華なもので母に褒められました。
髪に飾る鹿の子は3色持参しました。
重ね襟(伊達襟)を緑色にしたので、
美容室には緑色の鹿の子を勧められ使用しました。
(七五三では朱赤を使いました。緑も買っておいて良かった)
友禅の美しい配色に見惚れます↓ 振袖ならではの華やかさ。
袖の「しつけ」は私が丁寧に取りました。
意外に面倒な作業でした。
でも絹を扱う作業はとても幸せなものでした。
「伊と忠」さんでは「着物と帯の画像を見せて」と求められ、
「草履とバッグは脇役、絶対に目立ってはいけない」と
教えていただきました。このセットは、留袖まで使えると
言われました。娘には長く大切に使ってもらいたいです。
ここまで手配して、一式を用意して、届けるのは大変でした。
ホテルの美容室でしたので、美容室で脱いで、撤収しました。
自宅に持ち帰り箪笥に仕舞うまで、とても疲れました。
娘が写真室から送られた画像を見て気に入ってくれたので、
私も頑張った甲斐がありました。
写真が届くのが楽しみです。