皆様、今年もグリーンフラスコをご愛顧いただき誠にありがとうございました。最近、感じるのは今さら陳腐ですが時代の流れの加速ですね。医療大麻なんて数年前はしゃべったり書いたりすると顰蹙でしたが今では違います。CBDは聖マリと日赤で治験が始まりましたし。でもちょっとフィーバーし過ぎで心配です。メディアも単なる投資対象とか魔法の痛み止めとかではなく人間と植物(自然)との関係性からこのトピックを捉えてもらいたいと思います。 さて、これから先はどんな世の中になるのでしょうか。 デジタル通貨だとか軍事で覇権争いは激化するでしょうがある面、情報通信やAIですべてが繋がるわけですからフラットな世界がやってくるのかも知れません。そのときに「鎮守の森」的な精神文化はどうなっているのかに私は興味があります。 時代のテーマは物質→エネルギー→情報へと推移し、次は「生命の時代」といわれています。物質とエネルギーと情報の3つが揃って細胞(生命)ですから「生命の時代」は「統
合の時代」といえるでしょう。 中村雄二郎氏は「臨床の知」を取り戻すために普遍性・客観性・論理性の3つに変わるものとしてコスモロジー(固有世界)・シンボリズム(事物の多義性)・パフォーマンス(身体性を備えた行為)を挙げています。めざすべきモデルは「個々の場所や時間のなかで対象の多義性を十分考慮に入れながら、それとの交流のなかで事象を捉える方法」ということになります。 良いお年をお迎えください。 グリーンフラスコ代表 林真一郎
合の時代」といえるでしょう。 中村雄二郎氏は「臨床の知」を取り戻すために普遍性・客観性・論理性の3つに変わるものとしてコスモロジー(固有世界)・シンボリズム(事物の多義性)・パフォーマンス(身体性を備えた行為)を挙げています。めざすべきモデルは「個々の場所や時間のなかで対象の多義性を十分考慮に入れながら、それとの交流のなかで事象を捉える方法」ということになります。 良いお年をお迎えください。 グリーンフラスコ代表 林真一郎