11月26日(日)の統合医療学会で銀座東京クリニックの福田一典先生と医療大麻について対談します。今日、ちょっと時間があったので自由が丘のブックファーストに行ったら面白そうな本があったので買ってきた。が、読んでみてのけぞった。 外国での認可を受けた医療大麻の販売所では薬剤師の常駐が条件とされているそうで、それに対して著者は「このようなビジネスに薬剤師は関わらないでほしいものである。ある薬学系の雑誌の論説に薬剤師の新しい活躍の場と書いてあるのを見かけたがこれは暴論ではなかろうか。まともな薬剤師はけっしてこのようなダークな仕事に関与してはいけない。」ときたもんだ。。がん性疼痛や多発性硬化症の患者さんに緩和ケアとして医療大麻の販売に関わることがなぜ「ダークな仕事」なのか理解に苦しむ。白衣という鎧に身を包み、法律という楯を持った上から目線の医療職など早々に社会からスポイルされるに違いない。