雛飾りのことで、ちょっと検索。
「身代わり」という考えで、流し雛から始まり、
だんだんに形が変わって、毎年飾るようになって・・・。
そしてそれは「ひとりのため」という考え方。
しかし、江戸時代には、
代々受け継ぐという慣習もあったのだとか。
そういえば、私のお雛様は、ない。
私が小学生のころ、
田舎の大きなお家に住む友達のところには、
広い和室いっぱいに、
天井まで届きそうなお雛様が飾られていた。
子供ながらに、こういうものは、
由緒あるお家に飾られるものというイメージを持っていた。
だから、うらやましいみたいな感情は、まったく、なく。
私の娘の誕生を祝って、父母から買ってもらったときに、ふっと気づいた。
そうか、これもひとつの伝統文化なんだよねと。
「三人官女のひとり、ひとりを選んだのよ。この人、私に似ているでしょ。」
そういって、今は亡き母が私に説明をしてくれていた。
そんな父母からの私への深い想いがあると思うと、
なおさら、ずっと大切にしたい。
お箏を習いに来てくれている生徒さんたちも
お雛様をみて、和んでくれている様子、
この雛飾りは、伝統工芸品としてのお役目でも大切にしていこうと思う。
庭の隅にある「鬼門除け」の石の上に、自分で小石のお供え?をのせ、
ちょこんと正座をし、拝んでいる孫娘
この調子で、何故か、お雛様の前でも拝んでた( ´艸`)
孫娘の向こうはお隣の畑。