ayumiです。
昨日の続きです。
私が嫁いだ家は、夫、義両親、義祖父母、親戚一同
お酒が大好きな一家でした。
毎日の宴会は、お酒を飲めない私には苦痛な毎日でしたが
たぶん他の家族にとってはこの上なく楽しい仲の良い家族だったのだと思います。
夫が少しお酒が過ぎるのでは、と思いだしたのは
長男が中学生の頃、夫が40歳くらいのことだったと思います。
お正月の二日酔いが抜けなくて、翌々日まで寝込むようになったのです。
夫は当時ずっと3日ずつの三交代勤務をしていて
夜勤の時は日中眠るために朝からお酒を飲んでいました。
三交代勤務が体の負担になり始めていたのかもしれません。
とにかく眠るためという理由で、365日不規則な時間の飲酒をしていました。
徐々にお酒の量は増え、酔うためにビールではなく度数の高い焼酎を飲んでいました。
焼酎の水割りだったものが、ロックになり
最終的には1.8ℓの容器に口をつけてゴクゴク飲んでいたようです。
私も仕事で日中は家に居なかったので、いつからそうなったのか分かりませんでした。
家に居た義母は気づいていたのかもしれませんが
自分もお酒が大好きなので、息子の酒は容認していたようです。
若い頃は楽しいお酒だったはずが
ただ酔うためだけに飲むようになったのはいつからなのか
眠るためやただの習慣を超えていったのには訳があると思います。
私は家族の世話、3人の子供を育てることに一生懸命で、また当時の私もまだまだ精神的に子供だったのだと思います。
夫のお酒には困ったものだと思いながら
そこにはあまり目を向けていなかったのです。
夫が50歳の時、職場の移動で三交代勤務から日勤に変わりました。
私は、三交代勤務が悪いのだと思っていたので
お給料が減っても日勤になったことは良かったと安堵しました。
ただ、仕事内容はガラリと変わり、新しいスキルが必要になって
人間関係も一変したため、夫にはすごく大変な事だったようです。
私がそれまでの仕事を辞めて、セラピストとして活動を始めて2年くらい経った頃のことなので
夫婦で仕事の大きな変化を迎えたことになります。
さらにその2年後
私がサロンを持つことになったのと同時に
末っ子である娘が進学のために家を出ることになりました。
7つ上の長男、5つ上の次男に次いで、末っ子の娘も家を出てしまいました。
夫の飲酒は、長男が家を出た頃から酷くなり
その頃には問題行動が増えていましたが
普段は優しくて真面目なとてもいい人だったのです。(よくあるパターンですね・笑)
私は自分と子供のことしか見えていなかったのだと思います。
また、私はお酒が飲めないので、夫の行動には全く理解ができませんでした。
理解したくなかったのかもしれませんが。
お酒にまつわるケンカが絶えなくなりました。
とにかく、私がサロンを開いた頃から
夫の飲酒は手がつけられなくなっていきました。
今から12年前のことです。
〜続く〜