私は母から愛されていないと思って過ごした時間が長くありました。
自分を癒していく過程で、
それは違っていたことに気付けました。
母は私を愛してくれていました。
ただ、私が愛して欲しかったように愛してくれなかったので、
気づけずに受け取れてなかったのです。
あるセミナーの先生が、面白い例え話をしてくれました。
娘はメロンパンが欲しいと言っているのに、
母親はあんパンばかりをあげる話です。
あんパンならまだしも、
パンの耳やカレーライスなんかを出してくる母親の娘だったら・・・、
辛いですね。
受け取れませんね。
でも、母親の生い立ちから、
あんパンやパンの耳やカレーライスしか出せない背景が理解できると、
母親の愛にちょっとだけ気づけたり、
母親を許す気持ちが少しは生まれたりするかもしれません。
母親の立場からは、
娘が本当にあんパンを喜んでいるのか、
娘が欲しがっているものは何か、
理解しようとしてくれたら、うれしいですね。
欲しがっているものがわからなくても、
わかろうとするその気持ちが、
とても大切だと思います。