￥1,523
Amazon.co.jp
インド独立の父、ガンジーの半生をつづった作品。
あらすじ
仕事のため、南アフリカに向かった弁護士のガンジー（ベン・キングズレー）。
汽車に乗っていたところ、インド人だという理由で1等車両から追い出されるという目に遭い、それを機に、差別をなくす運動をたちあげます。
インドに帰ってからは、イギリスの支配から独立するための運動などに従事。
彼の信奉者はどんどん増え、問題ごとがあったら彼に相談、というように有名になっていきます。
そしてとうとう、インドはイギリスから独立。
しかし、宗教の対立によりインドは1つにはまとまらず、インドとパキスタンに分かれての独立ということになり・・・。
感想
ガンジーの伝記は今まで子ども向けの物しか読んだことがなかったため、偉大なガンジーさんがどんな人物だったのか興味しんしん。
かなり長い映画でしたが（途中、intermisson（幕間、休憩時間の意）の時間があるほど）、がんばって見届けました。（←おおげさ）
まず、ガンジー役のベン・キングズレーが本人にとても似ています！
顔・頭の形だけじゃなく、耳の形までそっくり。
ガンジーが糸を紡いでいる姿は有名ですが、これはイギリス製の布を買いたくなかったから。
当時、インドで収穫した綿花はイギリスに持って行かれ、布にかえられていたのです。
自分で糸を紡いで布を作ればイギリスに頼らなくてもいい、と皆に教えたかったのですね。
また、断食をしたことでも有名ですが、これは自分の主張を通したいからではなく、争いをやめてほしいとの願いからのもの。
何億もの人が住むインドを変えるのは、並大抵のことではなかったはず。
ガンジーの偉大さを感じさせられるエピソードがいろいろあり、すごい人だな～と再認識。
世界は、この数十年でとても変わりましたね。
あんなに強かったイギリスはどうしちゃったの？
（wikiで調べたところ、第1次世界大戦に勝ったのは良かったが、ドイツと日本によるダメージが大きかったとあります）
お洋服を買うとき、タグに「インド製」って書いてあったらわくわくですよね？
おしゃれだし、インド綿の製品は夏涼しいし。
あっ、話題がそれましたね。
古い作品（１９８２年）のせいか、ちょっと展開が遅いと感じられる部分もありましたが、たまにはこういうのを観るのもいいもんだなあ～と思いました。
