みなさんこんにちは

岐阜県を日本一の観光地にする男

『伝説の講演家 ジョナサン』です!!

 

 

【戻ってきたぜ本州】

八戸に上陸した私はひたすら南下します。

このころから、後はゴールの岐阜県に近づくのみと気が楽になり、イケイケGOGOなんでも来〜い、でした。(笑)

 

 

しばらく走ると青森から岩手に入りました。

 

すると、下の方からプシュ〜〜〜という嫌〜な音が!

はい、パンクですえーん

この旅で2回目のパンクでした。このパンク回数の少なさもまた奇跡ですけどね・・・

 

途中の道路脇で修理していると(パンクは自分で直します。当り前のことですよ~ん)、そこを通りかかったサイクリストが声をかけてくれました。

修理をしながらいろいろ話していると、なんと岐阜県大垣市出身で仙台の大学に通っているとのことでした。今は夏休みを使って東北一周のサイクリングしていたようです。

その彼が一緒に仙台まで行き、アパートに泊まって行かないか?と誘ってくれました。

ということで、その彼と仙台まで一緒に走ることに。

 

通過地点は久慈、宮古、釜石・・・

そうです、あの東日本大震災で被災したところです。

今から思うとあの綺麗な海岸があんなにも悲惨なことになるなんて夢にも思いませんでした。

 

ここはリアス式海岸と言って海岸沿いがギザギザになっています。

道路はというと、アップダウンの繰り返し。

そして下りきったところに町があり、交差点になっているため、必ず信号があります。

私にしたら下った勢いでその先の上りを少しでも進みたいのに・・・

なぜかいつも赤信号えーん

それもまた楽しかったですけどね。

 

そのGさんと途中でキャンプをし、仙台へ向かいます。

 

さらに次の日もキャンプ。

その日は神社内に泊めていただきました。

それも神主さんのご厚意で祠のようなところの中で寝ても良いよと・・・

これも初めての経験!

ある意味神がかり・・・

神主さんのご好意は嬉しかったです。

 

 

 

この写真は途中で撮ったものです。

綺麗でしょ?

 

 

次の日は学校のグラウンドでキャンプ。

ちゃんと校長先生に連絡を取っていただき許可をもらいました。

 

ところがです・・・

水道を借りて洗濯をし、木の枝にロープを張って洗濯物を干して寝たんです。

次の朝、洗濯物を見ると黒くススけています。

国道沿いだったため、洗濯物が車の排ガスで黒くなっていました。えーん

 

こればっかりは笑うしかありませんでした。爆笑

 

そこに子どもたちがテントの周りに集まりだしてきたんです。子ども達から見たら珍しい状況に周囲を包囲されてしまいましたアセアセ

完全包囲網ですグラサン(笑)

正直、ビビりましたガーン

 

子どもさんやその親御さんから、またまた質問攻めに(笑笑)。

 

学校のグラウンドということで早朝にラジオ体操があったわけです。

私たちにも一緒に体操をやりなさいと言われて、一緒に体操をしたのを覚えています。(笑)

皆さん、基本的にフレンドリーなんですよねラブ

 

とりあえず黒くなった洗濯物の一部(パンツです)を乾かす目的で無線のアンテナにつけて走ったら、さらに黒くなりました笑い泣きアセアセ

 

 

その日の夕方、小さな町の公園でテントを張っていると、ブランコで遊んでいた女の子が泣いています。

どうしたのかと声をかけると、ブランコでケガをしたようで膝を擦りむいていたんです。

私の常備していた救急道具で消毒し、傷ばんそうこうを貼ってあげました。

女の子は友達と家に帰って行ったんですが・・・

 

その15分くらい後に年配の強面の男の人が近寄って来たんです。

一瞬「ヤベ~」と思ったその時です。

 

「うちの孫を手当てしてくれたのはあんたらか?」

「良かったらうちでお風呂に入りなさい」と声をかけて下さったんです。

すでにテントも張っているので、と丁寧にお礼を言ってお断りしました。

 

その後、しばらくしてまた来られたんです。

とにかくお風呂だけでも!ということでお誘いいただきました。

でも、テントも張ったし、ご飯も炊いたし、レトルトカレーを絶賛温め中だし(笑)、と丁重にお断りしたのですが・・・

 

「飯食う前にとにかく風呂だけでも入ってさっぱりしろっ(東北弁はこんな言い回しですね)」と半ば強引に連れて行かれました。

 

お言葉に甘えてお風呂をいただき、出てくると・・・

なんということでしょう~~~

豪華な食事がテーブルいっぱいに並んでいるではありませんか?

アンビリーバボーびっくり

 

ん?どこかで見たような光景の再来(笑)。

 

すると御主人は孫のお礼だからと、ご馳走して下さったんです。

そのお宅は1階がスナックでそのオーナーさんだったようです。

オードブルやら食事やら、かなり豪華でした。

そして、泊まって行け!と、ここも半ば強制でした(笑)。

 

ケガの手当てをしてあげただけなのに、ここまでしていただき嬉しくて嬉しくて、東北の人も温かい人情味のある方が多いと実感しました。

 

そして翌朝、お礼を言って公園に戻ると・・・

そこにはキャンプ途中そのまんまの光景が(当然ですね)。

テントはそのまま

自転車もそのまま

炊いたご飯は冷え冷え~

レトルトカレーのパックがコンロの上のコッフェルの冷めたお風呂に浸かったままでした(笑)。

よくいたずらされなかったものです。

 

まるでキャンプ途中にキャンパーが失踪した状態ですね笑い泣きアセアセ

 

朝ご飯はそのカレーを温め、冷えたご飯にかけて食べました。

 

当時の朝カレーって、すごくない??

 

心も身体も温まったところで出発です。

 

 

そして、今度は警察沙汰寸前?びっくり

あの黒くなった洗濯物で通報される寸前でした!!

 

 

【今週のジョナサンメッセージ】

前を向くだけじゃだめだよ

たまには上を向いてごらん

※このメッセージは記事の内容とは関係ありません。過去に書きためたものをご紹介しています。

 

 

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