※レッスン前のアトリエ
こんにちは！ 兵庫県西宮市・夙川香櫨園 フラワーアレンジメント教室
Atelier Cheer ～アトリエチアー～ 千草みきです。
今回は、初めまして！の方にも
私のことをよくご存じの方にも
私が花のアトリエをオープンするまでを
紹介いたします。
ちょっと長くなりますが、お付き合いくださいね。
プロフィール目次
1.何をするのもソツなくできて中途半端
2.ウェディングブーケとの出会い
3.子育てとウェディングのアシスト時代
4.自分の持ってる技術だけでは仕事に就けなかった
5.出会い
6.副業としてフラワーアレンジメントの教室を開く
7.終わりに
1.何をするのもソツなく出来て中途半端
ひらがなが書けるようになったのは３歳のとき
コマなし自転車が乗れるようになったのは５歳のとき
わりと小さい時から、勉強もスポーツも
ソツなくこなすタイプ。
図工や美術は苦手で、とりあえず課題を出す程度。
家庭科は、こっそり持って帰って母にお任せ・・
高校は推薦で公立に
大学は卒論がなく、サラっと卒業。
就職氷河期だった時代、
大した就職活動をせず、卒業後１か月のプータロー期間を経て
設計事務所の事務に応募し、サラっと内定。
振り返れば、
何かに打ち込んで成し遂げた
という経験がない！
色んな意味で、ソツなくこなし、
特になんの努力もせず
なにもが中途半端な感じがするむなしさは
年を取るにつれ増していきます。
“ちゅーーとはんぱやな” というギャグが流行ったとき
「私のことか・・・」
と思ってました。
2.ウェディングブーケとの出会い
ダンナくんとは職場結婚。
ダンナくんとの素敵な出会いは
またの機会にお話しするとして(笑)
結婚式の時に“ウェディングブーケ”を
ダンナくんの叔母さんに作ってもらいました。
見た目、フツーのおばさんが
ウェディングブーケを作れるだなんて！
※実際に持ったウェディングブーケの押し花
私もブーケ作ってみたいっ！
という気持ちが芽生えました。
後に、この叔母は色んな資格を持っている
スーパー主婦であることを知ります。
もともと、自分の母も花を育てたり
生け花をしたりして、私自身も花が好きでしたが
このウェディングブーケがきっかけで
私は、フラワーアレンジメントを習うようになりました。
3.子育てとウェディングのアシスト時代
月に１回の市民センターでの
フラワーアレンジメントのレッスンがとても楽しみ！
上級クラスまで進み
ウェディングのクラスにも入りました。
その間、子どもができ
仕事も事務から技術職に変わり
時間に追われる日々。
それでも、花は続けていて
当時の先生のブライダルの仕事で
色々な会場でアシスタントをするようになりました。
自分でもブーケのオーダーを受けて
打合せから制作、お届けまでこなせるようになりました。
「こんなにも素敵なブーケありがとう！」
この言葉を聞いた時、私の作ったブーケで喜んでもらえることが
とても嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。
ウェディングは休日にあります。
ダンナくんや、
ダンナくんが仕事の時は、わざわざ遠方から実家の妹にお願いして
子どもを預けて行きました。
後追いをはじめた長女の
「おかあさん、いかないでーーーっ」
と、泣き叫ぶ声はいまだに耳に残っています。
子どもを泣かせてまで、アシストに行くのです。
アシストだからできることは限られています。
私がいなくても、事は進むでしょう。
それでも行きたかった。
ウェディングブーケがきっかけで、花の世界に入った私にとって
どんな小さな仕事でも、
ウェディング会場での花の仕事が
嬉しかったのです。
３０歳半ばにして、やっと打ち込めるものに出会えたのです。
長女が大きくなってから
当時のことを聞いてみると、
「そんなん覚えてへん」
・・・らしいです(笑)
※ベランダで遊ぶ子どもたち
4.自分の持ってる技術だけでは仕事に就けなかった
フラワーアレンジメントを習いだしてから
１０年ほど経って。
１０年も習っているのに、
アシストやブーケ制作でお金をもらって仕事をしているのに、
資格やディプロマのような
技術を証明する物が何もないという不安が常にありました。
次女が保育園に入るのをきっかけに
花で本格的に仕事がしてみたいと思い
いくつかの会社の面接を受けましたが、採用ならず。
作り込んだ作品を持って面接に臨んだ会社では
「これだけの作品がつくれても
履歴書の資格の欄に何も書かれていないのはね～」
あの時の悔しさは今でも忘れられません。
“資格をもっていない”
という不安が的中し
花は実力の世界、といわれながらも
“資格をもつ意味”を知ったのでした。
時として、実力だけでは人の信用を得ないのです。
5.出会い
花の資格をとるために
いくつかのスクールに体験レッスンへ行きました。
子どもがまだ小さいので、できるだけ近くのスクールに。
神戸、三宮、六甲道・・・
最後に行ったのが
自宅から自転車で５分にある「アトリエフィーズ」
どこよりも近い(笑)
※谷川先生（左）と装花の仕事
私は、なまじ１０年のキャリアがあるので
体験レッスンの際には、たくさんの質問をしました。
すべての質問に答えてくれたのは
谷川先生だけでした。
イギリススタイルの資格もとれるというアトリエへ即入会しました。
6.副業としてフラワーアレンジメントの教室を開く
谷川先生が立ち上げた
「フラワーワークスジャパン」で資格をとり、
2013年に
「アトリエチアー」をオープンしました。
※西宮市のイベントレッスン
「楽しいレッスンをありがとう！」
「レッスンでこんなにきれいなアレンジができるなんて！」
生徒さんから笑顔で、こんな嬉しい言葉を聞けるようになるなんて
夢のようです。
フラワーアレンジメントを教えて喜んでもらる
という嬉しさも知りました。
設計事務所でもまだ仕事をしています。
レッスンのある時は
朝早くからに仕入れに行き
全ての花の水揚げをしてから職場へ向かいます。
目の回るような時間展開で
正直言うと、泣きそうになるときがある・・
そんな時、偶然、仕入れ先で先生や先輩に会うと、
「この後仕事？大変だろうけどがんばって！」
と声をかけてもらうことがあります。
嬉しくて泣いちゃう(*^-^*)
アトリエをオープンしてからも
家庭や子育て、仕事とのバランス、
教室の集客など
迷うことや悩むこともたくさんありました。
でも、壁にぶつかったときこそ
「これを乗り越えたら自分の力になってくる」
と思うと、
楽しさに変わっていくことがわかりました。
そして私には
相談できる先生や、先輩、同期の仲間がいます。
どんなに心強いことか！
7.アトリエチアーのレッスンへのこだわり
レッスンをするたびに、
アトリエには笑い声が響きます。
私のブログをみて、
「花を学びたい」と、花仕事を目指す生徒さんも
来てくれるようになりました。
花の仕事は 「技術ありき」です。
資格コースで、真剣に花と向き合う時間をつくり
技術を磨いていただきたいです。
そしてなにより、家庭、出産、転職など
自分の置かれる環境が変わって、マイペースになっても
フラワーアレンジメントにに打ち込む楽しさを実感してほしいと
思います。
※パーティーでの司会進行
“Cheer”は英語で
応援する
元気、喜び、陽気、安心感
という意味があります。
お花が好きなの！というあなたにも、
花のことはわからないけど、何かはじめてみたいなというあなたにも
明るく元気なアトリエで
大好きなお花に囲まれながら
有意義な時間を過ごしていただけたらと思います。
また、フラワーアレンジメントが未経験のあなたでも、
資格取得、花仕事にご興味があれば
ご相談くださいね！
回り道した、私の経験からお力になれることが
あると思います。
長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。
西宮市香櫨園のフラワーアレンジメント教室
Atelier Cheer ～アトリエチアー～
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