僕らの世界が交わるまで

『ソーシャル・ネットワーク』などの俳優ジェシー・アイゼンバーグが、

自身が制作したラジオドラマを基に長編劇映画で初監督を務めた

ヒューマンドラマです。

 

社会奉仕活動に忙しい母親とインターネットのライブ配信に熱中する

高校生の息子に、ある変化が訪れる。



俺って、大抵の映画作品の中に、入り込むことが出来ます。

食わず嫌いをせず、まずは何でも受け入れようとマインドセットして

鑑賞に臨みます。
 

本作は珍しく、俺の中に入り込まずに終わった印象です。

別の言い方をするなら、俺が今一つ共感出来なかったということかと。
 

それは、主人公である母親にも、そして息子にも、両方ともです。
何でしょうね?

俺にも良く分かりません。
 

ちょっとずつ因数分解すると、まずは主人公の気持ちが

理解できなかったことが最大の要因のように思います。

 

共感する、しないの前に、何を考えているのかが分からないと

始まりません。

そこで突っかかってしまいました。

 

何かいろいろ分析してみたのですが、

結局はそれに尽きるかなぁーと思いました。

たまにはこんな作品もありますね。


DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エブリンと、

ネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー。

 

社会奉仕に身を捧げる母と自分のフォロワーのことで

頭がいっぱいのZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えず、

すれ違ってばかり。

 

そんな2人だったが、各々がないものねだりの相手にひかれて

空回りするという、親子でそっくりなところもあり、

そのことからそれぞれが少しずつ変化していく・・・。
こんなお話です。


出演は、ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、

アリーシャ・ボー、ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、

エレオノール・ヘンドリックス等。


MY評価: ☆3 (☆5で満点)