やはりと言うか、富山ライトレール(旧・JR西日本富山港線)が富山駅高架下を通り、富山地方鉄道富山市内線との直通を開始すると同時に富山地方鉄道へ合併する事が決まりました。



実は一時期富山地方鉄道の路線だった

富山ライトレールの前身は富岩鉄道として1924(大正14)年に開通し、1941(昭和16)年の戦時陸上統制法で後の富山地方鉄道になる富山電気鉄道に合併、1943(昭和18)年に鉄道省(後の日本国有鉄道)が買収し、国鉄富山港線として再発足されました。
戦後は富山港線は直流電化に対し、北陸本線は交流電化になったため孤立し、直流電化区間の中古車が押し付けられ、72系旧419型国電の最後の活躍の場所となりました。
1985(昭和60)年に北陸本線と同じ急行型電車や419系を除く近郊型電車が使用されました。
21世紀に入り、輸送力過剰なのと運用効率化の為、LRTへ転換を決め、2005(平成17)年に富山港線としては廃止され、翌2006(平成18)年に富山ライトレールとして再出発しました。
富山ライトレールと言う社名にしたのも将来の富山地方鉄道への合併が前提だったのではと思い。これで、富山の路面電車LRT網が改善されるでしょう。