スーツ実例紹介(ドラゴ ヴァンテージ Super130'S) | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

 

実例紹介第23弾です。

ユニバーサルランゲージメジャーズの第2弾でもあります。

 

遠目には無地のチャコールグレーですが、実はオレンジのペーンが入ったグレンチェックです。

 

生地は、イタリアのドラゴ。同社としてはポピュラーな生地グレードであるヴァンテージSuper130'sです。

 

イタリア、Super130'sと聞けば、光沢感ありありの生地を思い浮かべてしまいそうですが、これは落ち着いた艶感です。

 

前回はいわゆるA5サイズとしていたのですが、肩回りが少々窮屈に感じていたので、着丈と袖丈は同様にしてA6サイズとしました。結果、僅かに横方向にゆとりが出たことで、ソフトな着心地になりました。

また、幅の広さが気になっていたラペルは±5mmの調整が可能となりましたので、-5mm(9.5cm→9.0cm)としました。

 

チェック柄の生地ですが、見た目はほぼ無地ですので暖色系のネクタイやシャツと合わせるための1着としています。

 

ユニバーサルランゲージメジャーズは生地ブランド・グレードによって、マシンメイドとハンドメイドの工場とを使い分けています。

ドラゴはマシンメイドの工場のはずですが、この生地は例外的にハンドメイドの工場だそうです。

 

詳細は次のページで。