ルクセンブルクでの欧州憲法が承認されそうです。
国民投票自体には決定権はなく、批准は議会が行いますが、
投票結果が尊重されることからこのまま批准となるのでしょう。


現状、フランス・オランダで否決が続いてきており、
その流れを断ち切るという意味では重要な結果になるのではないでしょうか。
振り返ると、フランスの結果が6月前半のユーロ安の始まるきっかけを作り、
その後のユーロは下落基調が続いてきました。
ここらで一旦下げ止めになってくれるのでしょうか、
テロとの兼ね合いもあって週明けの為替相場は注目しておきます。


ちなみに、現在の欧州憲法の批准状況は、
加盟25カ国のうち12カ国となっています。