指揮権発動なら外道以下の行為だろう。


 引用ここから~

千葉法相、指揮権発動否定せず 小沢氏土地疑惑事件

 千葉景子法相は19日の閣議後の記者会見で、
日刊毒吐きニュース(ギャ版)
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について「一般的に指揮権が私のもとにあることは承知している。個別に行使する、しないはコメントすべきではない」と述べ、検察当局に指揮権を発動する可能性を否定しなかった。

 東京地検特捜部の捜査が適正かどうかに関しても
日刊毒吐きニュース(ギャ版)
「指揮権の行使にかかわるわけで、答えるべきものとは思っていない」と明言を避けた。


 ~引用ここまで




 さて、この法務大臣の指揮権とは何でしょうか?


法務大臣は,検察庁法に基づいて検察事務について検察官を指揮監督する権限をもつが,この指揮権は,個々の事件の取調べまたは処分については検事総長に対してのみ発動される。


 と言うもの、えっ?分かり難い?つまりね


法務大臣は検察官を指揮監督する事が出来る、しかし個々の事件の取調べ、処分に関しては各検察官の上司(最高位)である検事総長に対して指揮権があるって事


 ただね、もう分かる人は分かると思うのですが検察も公務員組織だから基本的に「上司の命令に服従」ってのが原則なんですよ。つまり形式上法務大臣が政治的判断で個々の事件への関与は出来ない形にはなっていますが


上席検事に逆らえない以上実際は行政権の影響を100%受けるのです。何故なら


法務大臣>検事総長>検察官


と言う力関係があります。検事総長も政府の一組織でありその組織の最上位である法務大臣の命令には逆らえないのです。


 つまり千葉が汚沢の擁護をする為に指揮権を発動させると


事実上これ以上検察は汚沢問題を捜査する事が出来なくなると言う事です。


 これも民主党の言う政治主導」ですか?確実に政治支配と言えますね。さすが最高裁判決を破棄させて自分の意見で真逆の決定を押し付けるバカですね、ただね、この指揮権を発動させるのは自由だがそれによって汚沢を擁護しても


国民はこれまで以上に民主党にたいする不満が募り信頼を決定的に破壊、政権崩壊、党崩壊を招くことになる


 ま、俺としては逆に指揮権を発動させて自滅してくれれば良いのですが・・・


 また、議員に対する不逮捕も同様です、会期中は議会で承諾が無ければ逮捕する事が出来ません、つまり民主党議員が反対するだけで過半数を超えるので事実上逮捕は出来ません。考えようによっては民主党議員の逮捕には反対して自民党議員の逮捕には賛成するという非常に不公平な決定も出来るのです。そちらにしてもこれ以上の汚沢擁護は逆効果どころか身を滅ぼす事になるだろう。既に手遅れではあるが・・・それでもここまで汚沢を擁護する姿勢を見ていると


3年後日本に選挙があるのか?


 と不安になる。と言うのはとにかく政権に居座り民主党に有利な独裁的法律を強行採決し独裁状態を確立させるつもりなのでは?と思ってしまう。