NOTHIN’ BUT HOUSEシリーズの第3弾。


第3弾となる今回は、

ハイクオリティーな作品を

精力的にアウトプットし続ける,、

ダンス・ミュージック専門の

優良インディペンデント・レーベル,

OM RECORDSをフィーチャー。


OM RECORDSは、

同レーベルの看板アーティスト、

AFRO-MYSTICのリーダーでもある

DJ FLUIDことSMITHによって、

1995年にサンフランシスコで設立される。
レーベル設立以来、

既に100枚近くのシングルと

20枚以上のアルバム、

そして60枚を越える

コンピレーション(MIXを含む)をリリースしてきた。
その膨大なトラックの中から、

厳選に厳選を重ねて

選び抜いた13曲が収録されているのが今作なのだ。
自分にとってはOMが

一番馴染みのあるレーベルなので、

これまでで一番知っているトラックが多かったと思う。


例えば、KASKADEの

4、I FEEL LIKEと

6、EVERYTHING。
この二つは昨秋にリリースされた

Here&Nowに収録されている。
どうりで聴き覚えがあったわけだ。

前半にメロディアスなハウスが詰まっているので、

この流れが続くのかと思いきや、

後半はテクノチックなハウスがメイン。
9、THE WAITING GAMEなんかは

特にそういったカラーの強いトラックだと思う。

そんなテクノチックなトラックで

終わるのかと思いきや、

最後の13、SOMETHING RIGHTは

流麗なスパニッシュギターと

後乗りのリズムトラックが

気持ちいい雰囲気を醸し出している

ラテンハウスになっている。
締め方としておもしろいなと。


こうやって全体的に見ると、

一見、これまでの作品に比べて

一貫性が無いように思える。

(例えばsoulfuricならソウル、

NRKならアングラみたいに

レーベルのカラーが

ハッキリしているといった具合で)
その代わり、メロディアスやらテクノやらラテンやら、

幅広いジャンルのトラックが

散りばめられていることが

一枚を通して分かる。
そういったところをカバーできるのがOMの強みで、

そこにOMのカラーが表れていると僕は思った。


だからジャンルは違えど、

13曲ともOM RECORDSを語る上で

決して外すことの出来ない

珠玉の名曲ばかりなのだ。


一枚でレーベルの歴史と

カラーを感じ取れてしまう

このシリーズには毎回楽しませてもらっている。
次回作も待ち遠しい。