2024年2月27日(火)宙組103期生の遺族代理人・川人博弁護士の記者会見ノーカット版を拝見しました。
数日前のネットニュースでは、阪急(劇団)側がパワハラを認めたと報じられました。
…が、蓋を開けてみれば…通常運転の劇団がそこに。
(片手落ち的な…)
★15項目のパワハラは「行為の多くは該当」
つまり、「大体認めるけど、一部は認めない」って事ですよね。
曖昧に濁して、逃げ道をつくりたいって事でしょうか。
7項目は、ほぼ認めている。
6項目は、一部認めていない。
2項目は、認められない。
さらに追加項目を加え、提出したとも仰ってました。
★合意したことは非公表
なぜ隠す?
合意した事こそ詳らかにして、再発防止に努めるべきでは?
★合意しないことは公表し、別途見解をのべる
「それは誤解で、本当はこうだった」と言い訳する宣言。
信じる人いるのかな?
そんな後出しジャンケン。
そもそも、証拠があるのかな。
証拠もないのに、「事実」と言い切れるのは何故?
「証拠を出せ」と他者へ求める以上、己も証拠を提示することは必須だと思います。
やってみれば分かるけど、見つからないでしょう?
証拠。
そない簡単に見つからへんねん、証拠なんて。
普段から証拠集めしてる人は、その時点でかなり行き詰まってると思う。
イジメの証拠は簡単に見つからへん。
だから、なくならへんのかな。
イジメも、ハラスメントも。
「しなかった」証拠もまた、難しい。
「した」証拠より難しいかもしれません。
★角和夫氏の劇団理事退任
遺族側は知らされていなかったそう。
(伝えましょうよ、劇団さん…)
「角氏の退任は、責任を取る事とは認識しない」
これは多くの人もそう思ったのでは?
劇団理事は、角氏の肩書の一つでしょう。
阪急阪神HDのCEOでは在り続けるわけですし。
「責任を取る=ポジションを降りる」ではないよ。
代表者がとるべき責任は「事実説明」です。
立場を降りる事は、ペナルティ。
ですが、大して痛手もなさそうですが…。
★ヘアアイロン
宝塚GRAPH 11月号(2023年)にて。
私物バッグの中身を公開するコーナーに、天彩峰里が登場。
ヘアアイロンに触れ、そのコメントは(笑)で締め括られていました。
宝塚GRAPH 11月号は2023/10/20店頭発売。
定期購読契約者には、それ以前に届きます。
9/30時点で、取材は完了。
入稿は10月上旬でしょうか。
ご遺族が目にして、傷心に追い打ちをかけられたそう。
茶化すような文面に読めましたしね…。
「ヘアアイロンを持って行こうかな
絆創膏など欲しくなるかもしれない物が沢山入ってます(笑)」
バッグの中には、ヘアアイロン以外にも色々入ってたろうに。
よりにもよって、そこに着目し、記事化するかな…。
文春砲に晒された、因縁のヘアアイロンを。
(絆創膏は、医務室でもらったそれを彷彿としますね…)
(偶然かもしれませんが、符合しすぎている…)
峰里も脇が甘いが、記事化した編集の落ち度が大きいかと。
その取材時、故人は生存していましたが、ヘアアイロン文春砲は放たれた後でした。
配慮不足は否めませんね…。
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遺族は早期の合意を望んでいました。
弁護士を立てた当初から、遺族は「公演を止めたい訳ではない」と明言しています。
川人弁護士は、2月中の合意を目指していたようです。
もし2月中に合意し、謝罪が行われれば、どうなっていたか?
宙組は3月中に『FINAL FANTASY XVI』に向けたお稽古に入れた可能性が高い。
次回交渉が3月上旬である事からも、遺族側は上演スケジュールを考慮しているのでは?
遺族の配慮に気づいてくれ、劇団…!
気づいてくれ、謝罪せなアカン方々…!
ご遺族の厚意に、誠意で応えて差し上げて下さい。
∇ 誠心誠意