宝塚歌劇団では、主演を任される機会が限られています。
宝塚に限った話ではありませんが、 スターシステムを採用し、「主演=トップスター」が大前提の宝塚では、主演の椅子は最初から埋まっています。
多くの生徒は主演の機会を得られぬまま、宝塚を退団していきます。
トップコンビ以外でも、バウホールや外箱などで主演の機会を得ることは出来ます。
…とはいえ、本拠地の大劇場と東京宝塚劇場でゼロ番に立てるのは、トップだけ。
…と言いたいところですが、トップでなくても大劇場と東京宝塚劇場でも主演できる、例外があります。
それが「新人公演」
新人公演だけは、トップスター・トップ娘役にならずとも、大劇場でゼロ番に立てる。
主演として、スポットライトを浴びることができる。
本役さんと同じ作品を、同じ衣装・舞台措置・オーケストラで。
脚本・演出は、本公演と多少の違いがあるケースが殆どですが、新人公演担当として専属の演出家がつく事もすごい。
新進気鋭の若手演出家は、いずれ共に本公演や外箱でタッグを組む可能性大。
新人公演はまこと、特別な公演なんですね。
今更なことではありますが、新人公演にふれるたび、何とも言えぬ感慨が押し寄せます。
ただの観客に過ぎない私でさえそうなんだから、当事者や近しい方々はどれほどのことか。
今日は月組『I AM FROM AUSTRIA』新人公演。
センターに立てる英かおと君、白河りりちゃん。
今日は目一杯、東京宝塚劇場の『真ん中』を味わって下さいね。
▽特別な舞台ですよね…本当に。
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