週末、東京宝塚劇場へ行って参りました。
花組さんの青薔薇です。

行く前は非常に憂鬱でした。
現実と向き合うことになるので。

ほのかちゃん(聖乃あすか)じゃないけど、
「い〜〜や〜〜だ〜〜〜」
と心の中で駄々をこねながら東京へ向かいました。

(普段は控えめなほのかちゃん、明日海さんが組子に退団を伝えた際、そう言って泣いたとか)
(それに触れた明日海さんは嬉しそうだったとか)
(以上、明日海りおサヨナラ特番より)
(A子さん、教えて下さり、ありがとうございます)
(Merciさんもブログで書き起こし、ありがとうございます)

激しくナーバスだったわりに、舞台が始まると見入っていましたが。

明日海さんが宝塚大劇場より、更に美しくなられてて。
明日海りおの美の暴力(©︎柚香光)に翻弄されました。

初めて生舞台を観たとき、
「本当にこの世に存在してるんだ…」
…と感動したものですが、未だに毎度、ふるえています。

『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』は基本は宝塚版と同じ。
演出・脚本とも変更なし。

ただ、演者の感情表現がより明確になっています。
メリハリが効き、話や気持ちがより解りやすくなっていました。

シャーロット(華優希)が社交界デビューのため、薔薇の季節に来れなくなると告げる「エリュとの別れ」

この時から、華シャーロットは涙を流していました。
ポロリとこぼれる綺麗な涙。

老年期の再会では、ポタポタ涙が。
それでも、台詞はとても聴き取りやすい華シャーロット。

明日海りおと華優希なら、『春の雪』『金色の砂漠』に並ぶ、濃密な愛憎を描き出せた事でしょう。

お芝居は一作限りのコンビ。
残念でなりません。

明日海りおと華優希のコンビなら、第二の『春の雪』や『金色の砂漠』が生まれたかもしれません。
見応えのある、痛いほど深い人間ドラマを見せてくれたことでしょう。

同時に、一作だけでもこの二人が組んでくれて良かった。
しかも、トップコンビという最高の形で。

誰に感謝すれば良いのでしょうか?
ありがとうございます。
 
…さて、話は変わりますが。
東海道新幹線では、富士山が見えると車内アナウンスをしてくれます。

富士山を眺めつつ、裾野に広がる家並を見ながら、
「明日海さんはここで育ったのね」
…と、しみじみ。

これから、東海道新幹線に乗るたび、富士山を見るたび、明日海さんを思い出すことでしょう。

ちなみに新横浜では、自動的に脳内BGMが鳴り響きます。

「こーいする、あっりーな♪ こーいする、あっりーな♪」

「りお、りお、りおりお、あすみ!」の所では、心の中でライト振ってます。
リズム感ないねんけどね…(^◇^;)

あ、そうそう。
すでにご存知のかたも多いでしょうけれど、念のため。

東京宝塚劇場二階ロビーに、明日海さんのVISAテレビCMと、就任して最初のVISAポスターが飾られています。

▽ 粋な計らいに感謝…!!
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