昨日2019年7月21日(日)は宙組『オーシャンズ11』東京千秋楽でした。
宙組の皆様、千秋楽おめでとうございました。

ライブビューイングも観ておらず、これといった感想は書けないのですが…。

Twitterで、純白パンツスタイルの純矢ちとせ嬢を拝見しました。

笑顔で白いキャリーバッグを引きながら颯爽と歩く、純白のクイーン・ダイアナ。
かっこいいっす!

歌もダンスも芝居も日舞もできて、良い意味で貫録と存在感のある女役さんはそうそういません。
充実した力量をもった表現者。
宝塚が誇る歌姫・美穂圭子様の後継者は、せーこちゃんかも…と思っていました。

美穂さんも歌は勿論の事、役者としても活躍されています。
色んな意味で安心感をもたらしてくれる点は、美穂さんと純矢さんの共通点。
本当に残念でなりません…。

澄輝さやと、蒼羽りく。
中堅スター級の生徒も退団。
新人公演主演経験者たちだけに、お二人とも目立つ存在でした。

2016年の宙組『エリザベート』で、両名とも皇太子ルドルフを演じました。

澄輝さんは持ち前の貴公子感が生かされ、まさにロイヤルあっきー皇太子。

蒼羽さんが演じたルドルフは、三人のルドルフ※では最も繊細だと感じました。
個人的に心惹かれるルドルフでした。
(※三人目のルドルフは桜木みなと)

ルドルフといえば、2018年の月組『エリザベート』の風間柚乃。
棺にすがり、泣き崩れるシシィ(愛希れいか)に
「いや、息子さん死んだふりしてるだけですから」
と声を掛けたくなるほどの「絶対死なない感」が凄かった。

蒼羽りく、暁千星(2018年・月組)のルドルフは淡雪のように溶けてなくなりそうでした。

同じ皇太子ルドルフなのに、演者によって印象が様変わりするのが面白いですね。

個人的に『エリザベート』では儚げなルドルフに惹かれがちです。

…が、歴史上のルドルフは才気煥発で剛腕な印象もあります。
風間柚乃のような、ぶっとい芯が通ったルドルフは意外とリアルかもしれませんね。

何はともあれ、どのルドルフも「色々違って、それぞれ魅力的」でした。

さらに個人的な好みをいえば、あっきー&りくは、『王妃の館』で絡みまくる刑事のマコちゃん(澄輝)とクレヨンちゃん(蒼羽)がとっても好きでした。

『王妃の館』には素敵な夫婦やカップルが登場しますが、ベストカップル賞を進呈したいくらい。

最後に、改めまして。

純矢ちとせ(89期・研17)
澄輝さやと(91期・研15)
愛白もあ(93期・研13)
蒼羽りく(93期・研13)
風輝 駿(98期・研8)
はる香心(100期・研6)
雪乃かさり(100期・研6)

卒業された皆さんに幸いあれ…!

▽世代交代、激流の如し
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