2019年6月9日(日)は月組『夢現無双/クルンテープ〜天使の都〜』東京千秋楽でした。

今公演は、珠城りょうと美園さくら・新トップコンビ大劇場お披露目公演。

そして、月組2番手を務めてきた89期生・美弥るりか宝塚卒業公演でもありました。

劇場では、もっぱら気になる生徒や好きな生徒をオペラで追いかけがち。

…ですが、ライブビューイングだと否応なく「ここを見ろ!」ってなりますよね。
映像だから。

カメラ担当が、美弥さんをナイスアングルでたくさん映してくれて。
ありがとう、カメラさん。

おかげで、美弥さんを堪能できました。
改めて、深みのあるええ声やなぁと惚れぼれ。

本公演(芝居とショー)もええんですが、千秋楽でしか観られないサヨナラショーが本日最大の目玉。

大劇場と東京宝塚劇場で主演を張れるのは、トップスターと新人公演の主演者のみ。

新人公演主演以来の、東京宝塚劇場での主演舞台なんやなぁ…と感慨深かったです。

サヨナラショーのセットリストを書き出してみますが、間違えてたらごめんなさい。
その時はお手数ですが、コメント欄やメッセージで教えて頂けたら有難いです。

『BADDY』より SWEET HEART パート(美弥)
『1789』より「私は神だ」(美弥)
テキーラ (美弥+バックダンサー紫門・輝月・暁・夢奈・蓮・風間)←もう1人はまゆぽんでした。たま嫁センキュー!
『All for One』より「この地上の何処かに」(美弥)
カンパニー (美弥+同時退団者:響・玲実・音風)
All for One (響・玲実・音風)
グランドホテルで (美弥)
『グランドホテル』より「いっしょにグラスをとろうよ」(美弥&珠城+月組生一同)
『アンナ・カレーニナ』より「Everything for Love 」(美弥&海乃+月組生一同)

最後を主演作で締める……しみじみと胸に沁み入る曲で。
最後は盛り上げて結ぶ系が多い中、新鮮かつ胸に残るセレクトでした。


美弥さんは元・月組トップスター涼風真世に憧れ、宝塚を目指したヅカオタジェンヌ。

涼風真世の退団公演『グランドホテル』再演では、涼風さんが演じたオットー役を務めました。

著作権の都合などでしょうね、当時の映像は残っていません。
(資料映像が残っていたとしても非公開でしょう)

だから、あくまでも印象ですが、美弥オットーは涼風オットーの再来でした。

時を超えて生まれて来た、双子の弟みたい。
一言でいえば、そっくり。
記憶というより、印象ですが。

オットー(美弥るりか)と男爵(珠城りょう)のチャールストンがまた観られて、感無量でした。

同期からのお花渡しは、元・星組の壱城あずさ。
紅5メンバーでもありますね。

紅5は、天寿光希を残して、予定を含めて今年中に4人(紅ゆずる、美弥るりか、壱城あずさ、如月蓮)が退団。

美弥さんの卒業の挨拶は、目を潤ませつつも落ち着いていました。

月組ジャンプは、美弥ちゃんはじめ退団者全員で音頭を取ってもらいましょう!と珠城さん。
「月組、バンザーイ」の万歳部分をオリジナルで変えて下さい、と。

美弥「そんなの聞いてないよ?!」
珠城「はい、言ってません」

引く気なし、さりげなくサドな珠城さん。
真剣に相談する退団者たちから、敢えて離れてムヒムヒ見守ってました。
相談が決まったと見るや、珠城さんが元のポジションへ戻り、月組ジャンプ開始。

美弥&響・玲実・音風『月組〜フォーエバー!!』

アンコールでは、前代未聞の出来事が起こりました。

鳴り止まぬアンコールに応え、緞帳前に姿を現わすのはトップスターと、せいぜいトップ娘役まで。

それが!
なんと!

珠城りょうが美弥るりかを、緞帳前に引っ張り出して来ました。

2人揃って上手袖からひょこっと顔を出す、るりたま。

驚いて腰が引け気味の美弥ちゃんの手を握り、やや強引にエスコートする たま様。

どうせなら、もう少し真ん中の方へ進もうか、と美弥ちゃん。
2人して、てくてく緞帳前を下手に向けて歩きます。
※ 科白はニュアンス

美弥「漫才みたいだね」
珠城「私がボケで」
美弥「私がツッコミだね」

…と役割分担だけして、漫才はしないと思ったら、

美弥「もう私は戻るから、りょうちゃんは残って(ご挨拶して)」

珠城「一緒に戻りましょう」
美弥「一緒に?」
珠城「一緒に」
美弥「私は相手役じゃないけど、こんな風に隣に立っていたら…」

そんなやりとりがあった後、美弥ちゃんがたま様の肩に頭を預け、

美弥「旦那様みたい♡」

たま様、嬉しそうに照れ笑い。
SWEET HEART がこの期に及んで本気出して来た〜〜!!

涙も引っ込む夫婦漫才を披露してくれました。
新しいよ、月組さん!

美弥「では、旦那様が締めます♡」

緞帳前では美弥ちゃんにお話しさせようとしてくれた珠城さんに、ボールをパス。
最後はしっかりトップさんを立てる、2番手妻の美弥ちゃんでした。

宝塚千秋楽では、緞帳前に現れたのは珠城さんだけでした。

観客が美弥るりかの姿を望んでいると痛感しながら、宝塚の決まりに従わざるを得なかったのでしょう。
その時の珠城りょうは。

おそらく、珠城りょうが掛け合ったんじゃないかな。
東京千秋楽までに。
推測だけど、私にはそうとしか思えません。

たまるりの愛と信頼もフォーエバーですね。


▽6/9、明日海さんは白い服をお召しだったそうです
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