花組トップスター明日海りお退団発表

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2019年3月12日(火)花組トップスター明日海りおさんの退団が発表されました。

2019年11月24日をもって、宝塚歌劇団を卒業されます。

退団発表を受けて、どんな精神状態になっているかな。
ブログ記事を書けないかもしれないな。

…と予想していましたが、意外と落ち着いています。

充分に予想する期間と機会をつくって下さったおかげです。
ありがとうございます、明日海さん。

コンサート、写真集発売、そしてVISAメッセージ。

先月更新されたVISAメッセージでは、華優希トップ娘役就任報告を記しながら、
「がんばってほしいです」
…と次期へ向けてのエールに読み取れた明日海さんのコメント。

「VISAの顔」の引継を考慮すると、11月はちょうど良いタイミングといえます。
(VISAカレンダーを毎年作成する為)

実際に退団発表のお知らせを読みながら、
「あぁ、やはりそうか」
…と、分かっていた事を改めて確認するような感覚を味わいました。

そして、これで念願が叶うんだな…と。

2014年5月12日から、私は明日海りおの退団を見送ることを目標にして生きてきました。

…と書くと大袈裟ですが、本気です。

その前年(2013)、私は初めて救急車に乗りました。
搬送先では検査の後、ICUに入れられるも、手術等は一切していません。

それというのも、
「手遅れだ。何をしても無駄」
…と、脳死判定を待つ状態だったから。
長らえるとしても、せいぜい植物状態だろうと、専門医に予測されていました。

それが奇跡的に回復し、現在に至ります。
後遺症も再発リスクもありますし、全快や本復という回復ではありません。
しかし、日常生活はもちろん、社会復帰して仕事まで出来るんですから、充分です。

初発から5年以内の再発率は教えてくれましたが、 それ以降は?…と尋ねたら、主治医は黙ってしまいました。

トップスターの平均的な在任期間は約3年。
明日海さんは若くて人気も高いから、もっと長いはず。
でも、5年あれば大丈夫だろう。

…と思っていたら、嬉しい誤算が起き、5年では足りなくなりました。

一度、再入院しましたが、その時も奇跡的に回復。
社会復帰もできました。
その時の回復も、驚異的だと専門医はじめ医療スタッフに驚かれました。

雪組が本公演、花組が外箱の時期でした。
手持ちチケットは殆ど手放し、友人達に観てもらいました。

…が、その2枚(星逢一夜と花組台湾公演千秋楽ライブビューイング)はお守り代わりに持っていました。

その公演を観に行けるよう、リハビリを頑張ったのもあります。
でも、観た後の回復ぶりが、目覚しかったのも本当です。

専門医はじめ、医療スタッフに「宝塚スゴイ」と驚かれたものです。

花組『CASANOVA』新人公演のご挨拶で、帆純まひろ君がこんな事を言ってました。(ニュアンスですよ)

帆純「毎日どんなに辛くてもお稽古を積み重ね、舞台に立ち続けることが、いつか誰かの勇気となり、活力となるかもしれません」

本当にそう。
本当にそう。

芸能や娯楽は、それがなくては生きていけぬものではありません。

でも、それがあるから、励みになる事ってある。

明日海さんは勿論ですが、まひろ君だって当時から、私を支えてくれた「明日海りお率いる花組」の一員でした。

仮に一足先に天命が尽きても、宝塚大劇場と東京宝塚劇場のファントムになって見守る気満々でした。

ですが、亡霊ではなく人間のまま見送ることが叶いそうです。

苦しい状況にいる人は、たくさんいらっしゃると思います。
例えば学校・職場・家庭・施設などで孤独感に悩んでいたり、辛い目に遭っていたり。

傍目には恵まれて見えても、本人はとても辛くて、でも他者に理解されにくい辛さを抱えていたり。

他者から「その程度の事で?」と言われたとしても、本人にとっては辛くて苦しい事ってあるよね。

そもそも、他の個体と比べる事ではないのだけれど。

励ますつもりで、「それくらいの事。もっと大変な人もいるよ」という事もあるでしょう。
理解する事も、される事も、難しいよね。

人はそれぞれ辛い思いを抱えて生きている…と思います。

先が見えなくて、未来から目を背けたくなる事もありますよね。

その中で、毎週楽しみにしている番組があったり。
毎号楽しみにしている連載作品があったり。
応援している芸能人やスポーツ選手がいたり。

宝塚なら、観劇そのものを楽しみにしていたり。
応援しているジェンヌさんがいたり。

そういう楽しみを支えに、日々を凌いでいく。
そういう事ってあると思います。

明日海さんの存在は、どれほど私を助けてくれたことか。

いつか、卒業していく明日海さんを見守るまでは…と踏ん張ってきました。

明日海りおさんは、その姿を見ているだけで幸せを感じる人。
声を聴いてるだけで満たされる人。

「なぜ死ねなかったんだろう」と後遺症に苦しんだ日々もありました。

(現在進行形です、後遺症は)
(鍛えてカバーしています)
(筋肉量率 40%超…!)←どんな自慢??

「明日海さんを観ていたい。観れて良かった。もっと観たい」と思わせてくれた、明日海さん。
ほんとうに、ほんとうに、大好きです。

退団発表をみた今、いろんな感情が湧いてきますが、「ありがたいなぁ…」という気持ちが圧倒的。

こんなに感謝にあふれた気持ちにさせてくれる明日海さん、本当に本当に本当にありがとうございます。

そんな明日海さんを支えて来られたご家族、同期や組子の方々、劇団や私設FCのスタッフの皆様、ファンの皆様にも、私から感謝するなんて、おこがましいと思いつつ……ありがとうございます。

私を生かして下さった明日海さん。
死ぬほど好きです…!

(死んだらあかんやろ、まだ)
(そうや、そうや、まだアカン)
(年金もらえるまで、粘らんと)←そこ?!
(…こんな時までオチをつける己が憎い…)

最初、「意外と落ち着いている」と書きましたが。
転んだ瞬間は、緊張感で動けるようなもので。
これからジワジワ、ジワジワ来るんでしょうね…。

明日海さんの男役姿。
明日海さんが「生き甲斐」と仰った男役芸。
私が観ることが叶う最後の瞬間まで、見守ります。


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