録画していた相棒17元日スペシャルを視聴しました。

大地真央が、フランスで成功したシャンソン歌手・神崎瞳子役で出演。

相変わらずお美しい。
とても還暦を迎えておられるとは…。

NHK『とと姉ちゃん』で祖母役を好演されましたが、まだ若くて綺麗な女優が敢えて老け役を演じたようにしか見えなかったもんね。

最初、登場した時、後ろ姿(うなじと顎のライン)でしたが、銀髪のかつらを付けてても、若い!と思いましたもの。

首筋は年齢が出やすい箇所の一つ。
大地さんの役作りを甘いという見方もできますが、ここはやはり若々しさに驚いた…という事で。

今回の神崎瞳子役も、ディーバ(女神)としての存在感を発揮していました。

大地さんが物語のキーパーソンなのは最初から分かっていました。

…そしてもう一人、なぜか気になる人が。

それは神崎瞳子が寄宿する事になる、敦盛家の家政婦。

台詞は、ごくごくわずか。
神崎瞳子の荷物(コロコロ付きのカート)を客室へ運び、「こちらのお部屋です」とご案内。

さらに室内へ荷物を運ぼうとする家政婦に、「ここでいいわ」と神崎瞳子。
「ありがとう」と家政婦に向けた感謝には、単なる御礼ではなく、親しみ・優しさもこもっていました。

その後は特に事件に関わる事もなく、お屋敷で働く一員としてちょこちょこカメラに映り込むも、ほぼモブ。 

…が、なぜか気になる存在。
うーん、なんでやろ??

…と思いつつ、エンディングに流れる出演者・スタッフのクレジットを見ていて、「あっ、そーか!」

出演者クレジットの中にこのお名前を見つけました。

お屋敷といえば、この御方ほど似合う人はいません。

『未沙のえる』

あの家政婦さん…!
未沙のえるに間違いない。
素化粧だったけど、きっと…!

お屋敷の弁護士のみならず、家政婦もこなすのね。

端役でも、なぜか気になる存在感。
さすがパーチェスター!……じゃないけどね。

映像の世界では、カメラで映してもらえない事には、どんなに素晴らしい演技や表現も視聴者に届きません。

未沙さんの役は、主要人物がメインの映像に映り込んだり、引きで撮った画に収まっている程度でした。

普段なら、大して気にも留めないのに、なぜか気になり、『実は隠れたキーパーソンではないか?』とまで疑いながら見てました。

大地真央のようにオーラ放ちまくってる訳でもないのに。

なんだか秘かに凄い職人技を見せてもらった気がしました。


▽ブログ村さんのいいね
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村