今日11月13日(月)は雪組公演を、花組と星組(専科含む)の生徒が多数来場したそうですね。

花組トップコンビ(明日海りお、仙名彩世)、七海ひろき、壱城あずさ、凪七瑠海…と、89期だけでも豪華な顔ぶれ。

瀬戸かずや、和海しょう、聖乃あすか、如月蓮、白妙なつ、夏樹れい、瀬央ゆりあ、有沙瞳、天華えま、極美慎などなど、観客席もキラキラ輝いていたんですね。
(もっと大勢いらしてたそうな)

望海さんと真彩ちゃんは花組育ち。
組替で、星組に2年間在籍した真彩ちゃん。
雪組新トップコンビにとって縁深い方々がお祝いに駆けつけたんですね。

明日海Love友様、情報ありがとうございました。


さて、雪組『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』『SUPER VOYAGER〜希望の海へ〜』キャスト別感想です。

感想の中にネタバレが含まれていますので、まだ知りたくない方はご注意くださいね。



★望海風斗(89期・研15)

SUPER COOL BEAUTY 望海風斗(by 沙央くらま)

革命の闘士マクシミリアン・ロベスピエール役。
私がロベスピエールの存在を知ったのは、『ベルサイユのばら』原作マンガを読んで。
幼くして母と死別し、父に捨てられ、孤児となったロベスピエール。
勉学に励んで弁護士になり、理想に燃えた革命に殉じました。

真面目で誠実な努力家・ロベスピエール。
その姿は、だいもんに重なるかもしれません。
生田大和先生のクリエイター魂に火を点けたのかも。

ショーも見せ場・聴かせどころが盛り沢山。

女装した男役(美女!)を相手にした場が二つもあります。
こういう場を観ると、あらためて「トップさんになったのね、だいもん…」と感慨深い。

一つは芝居風味の場で、朝美絢(妖艶)を相手に。
もう一つはダンスメインで、永久輝せあ(美脚)と銀橋へ。
どちらも、美しくて色っぽくて…見惚れました。

大階段での群舞クラスの群舞が、中詰あたりでも見られます。
男役と娘役が共にシルクハットにステッキで踊る、ザ・レビュー!な場。

男役群舞は、ジャニーズでもお馴染み『アンダルシアに憧れて』
ジャニーズ版もかっこいいのですが、宝塚版も負けてません。

トップコンビのデュエットダンス、ここでも望海さんが歌います。
デュエダンですが、歌の印象が強い。
だいきほコンビは歌で魅せます!という宣言のような締めくくりでした。

だいきほデュエダン、歌い出しはだいもんでしたが、途中で影ソロと交替。
それがまた、とっても美声で。 
プログラムで確認したら、桜庭舞ちゃんでした。
なんで雪組から手放すかな〜、もったいない…。

歌唱にしろ、台詞回しにしろ、特徴ある美声で、存在感を示すだいもん。
声は大切ですね。
声は、ほぼ後天的な努力が及ばない、生まれながらの資質。
神様から、素晴らしいギフトを戴いた望海さん。
これからも美声を生かして下さいね。


★真彩希帆(98期・研6)

SUPER HIGH-TONE VOICE SINGER 真彩希帆(by 望海風斗)

初恋を実らせた真彩ちゃん、色んな意味でおめでとうございます。

花組時代から、だいもんを慕い続けてきた真彩ちゃん。
望海ブリドリの公開収録で『HOME』をデュエットした真彩ちゃん。
「望海さんは、音楽の天使」と、ファントムになぞらえ、だいもんへ最上級の賛辞を伝えた真彩ちゃん。
あれから3年、望海さんのクリスティーヌになれましたね。

歌唱力は更に高くなりました。
娘役にしては押し出し強めの歌声も、望海さんとは良いバランス。
歌声の相性が良く、耳に心地よい。
ソロも上手ですが、望海さんとのデュエットで相乗効果を上げてる気がします。

ひかりふる路の挿入歌『今』
ショーの『希望の歌〜交響曲第9番〜』

だいきほデュエットは、聴くだけで「この公演、観られて良かった」と思わせてくれます。

真彩ちゃんは娘役にしては背が高め。
望海さんは男役としては小柄かもしれません。 

…が、二人の並びはバランス良く感じられます。
身長だけでなく、輪郭や骨格などの要素が絡んでのバランスかな。

真彩ちゃんは舞台化粧が上達したような。
綺麗になりましたね。
きっと、今後ますます美しくなることでしょう。


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