ブルサ エルクエクレル温泉 | 世界漫遊

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世界遺産の町ブルサは湯の町でもある。市内には中世から残るハンマームが点在するが、そのいくつかからは温泉が湧いている。

 町の中心部にある老舗、デミルタス・ハンマーム。メトロとトラムのデルミタスパシャ駅近く。こちらは浴槽付きだが温泉ではない。

 湯が湧いてくる温泉以外で浴槽のあるハンマームはあまりないが、ここにはあるようだ。しかし、テルマル?と尋ねると、違うというのでパスした。入り口にたむろしていた男たちの話だと道向こう、西側にテルマルのハンマームがあるらしいが、夜も遅かったのであえて不確実な情報を頼りに探すのはしなかった。

 翌日ここを通ると、確かにハンマームのドームが地下鉄駅の西側に見えた。

 で気を取り直して、メトロに乗り4駅。クルチュルパーク駅で降り、南側山手を10分ほど行くと温泉ハンマームがあった。


 エルクエクレルハマーム。

 いかにも伝統を感じさせる。

 1555年に建てられたというから日本で言えば戦国時代だ。


 入り口を入ったホール。

 ここの各個室で着替える。

 11時閉店だが、10時も過ぎれば片付け始める。僕は9時40分ごろ入店し、40分ほど滞在した。

 大浴槽は水深150センチ。ほぼプールだ。実際海パンで泳いでいる人もいた。閉店時に湯をねいて翌日また入れ直すため、閉店間際はかなり濁っている。ただし、奥の小浴槽には少々熱いが源泉が注がれキレイな湯を堪能できる。

 大浴場の裏には小部屋があり、こちらは涼しい。また、大浴場入り口横にはサウナもある。


 いかにもトルコ風呂と行った風情。

 これで入浴料300リラ。現在のトルコの観光地の相場だ。

 隣には温泉ホテルがあるが、こちらの温泉浴場は女性用のスパになっている。