リズムをとりもどさないと | じゅげむのブログ

じゅげむのブログ

読書と日々の生活

最近午前も午後もそして夜も眠いというすごい状況です。
三時就寝が続いているからか。
いつか十二時までには寝たいなあ。

最近読んだ本。

『ケロニャンヌ』安田夏菜(講談社)
飼っていた猫のマリニャンヌとケロポンを失ったカイト。
ちょっかいを出されて学校が憂鬱な彼の前に現れたのは……。
ペット愛、飼い主愛に満ちたあたたかい一冊。

『おねえちゃんって、ほーんとつらい!』いとうみく(岩崎書店)
『おねえちゃんって、もうたいへん!』の続編。ココのいもうとナッちゃんは、ココよりも大きくて、あまえんぼうで、あばれんぼう。おねえちゃんの苦労をしのびつつ、ナッちゃんのときおり見せるかわいさに今作もほっこり。

『王(ワン)先生の薬膳レストラン』南部くまこ(MF文庫ダ・ヴィンチ)
普段はまず読まない、OL主人公の話ですが、「薬膳料理入門」としても、「OL仕事苦労話」としても、「美形の男性が出てくる話」(?!)としても、なかなか楽しめました。
思わず手羽先スープを作ってしまった……。

『転生したらスライムだった件』1,2伏瀬(マイクロマガジン)
異世界にスライムとして転生、そのたぐいまれな能力により、弱小の魔物たちを従え、新しい町を作っていく……
言葉にするとなんのこっちゃと思うかもしれませんが、主人公が強い理由がちゃんと論理的に説明されているので、楽しく読み進められる。あと絶対に負けないという安心感と爽快感(笑)
「転生したら~になった」という物語はたくさん出ていますが、その中でもかなりおもしろいと思いました。

あと、真木よう子さんにひかれて(笑)
『脳内ポイズンベリー』という映画を見ました。
マンガ原作。年下のイケメン芸術家に振り回される女性小説家を描く。
登場人物がみんな個性的で感情移入しにくいのですが、主人公の行動を決定するのが脳内の五つの人格による会議という発想がおもしろい。だれしも脳内会議という発想はしたことはあると思うけど、それがうまく形になってます。
優柔不断で弱々しい真木さんも、新鮮でした。