お子さんが学校に通えるようになると、親御さんは「学校に戻れた」とホッとされることが多いと思います。
親御さんとしては長い間抱えていた心配が軽くなる瞬間かもしれません。
しかし、実は本当の問題解決は「登校してから」始まると考えています。
多くの親御さんが面談にいらっしゃる際、「他の兄弟は問題なく学校に通っているのに」とか「同じように育ててきたはずなのに、どうしてうちの子だけこうなるんだろう」といったお悩みをよくお聞きします。
これは、親御さんとして当然の気持ちだと思います。
ですが、「不登校の原因」は、必ずしもお子さん本人だけの問題ではなく、家族全体の問題として考えるべきです。
例えば、不登校ではない兄弟にも影響が出ているというケースはよく見られます。
親御さんは「本人さえ学校に行けば、兄弟も安定するだろう」と考えがちですが、実際には、兄弟も家族の中の関係性に影響を受けていることが少なくありません。
お子さんが学校に戻っても、兄弟に新たな問題が発生する場合があるのです。
親御さんがその事実に目を向け、兄弟にも適切な対応を取らなければ、兄弟も不安定になり、不登校や問題行動を引き起こす可能性が高まります。
だからこそ、不登校の克服はお子さん一人の問題として捉えるのではなく、家族全体の問題として向き合うことが重要です。
登校後、安定して登校する状態を保つためには、引き続き親御さんの関わり方が大切です。
Go Todayの指導を受けられた親御さんの多くは、登校後も勉強を続け、親としての対応を見直しています。
「なぜ家族の問題がここまでこじれてしまったのか」という問いに対しては、環境やお子さんだけの問題にせず、親子の関わり方やご自身のこれまでの姿勢を振り返ってみることが重要です。
不登校という家族の問題が表面化したときこそ、自分自身を見つめ直すチャンスでもあります。
Go Todayでは、毎日親御さんの相談を受け、具体的な指導を行っています。
「親が変われば、子は変わる」という考えのもと、家族全体を根本から変え、親子ともに元気に成長できる土台作りを指導しています。
お子さんの不登校で悩んでいる親御さん、不登校を本気で解決したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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