昨日7月20日 五島振興局 4階大会議室で「地域材の流通拡大に関する意見交換会」が開催された。
長崎県から6名、五島市から4名、森林組合2名、建築士会五島支部関係者11名の参加者で意見交換がおこなわれた。
まず最初に長崎県五島振興局林務課の皆様のご努力で、建築士会五島支部関係者との意見交換をする機会を与えて頂き感謝します。
日本の国は戦後植えた杉、檜が伐採期を迎え、今から作る木造建築で国産材の利用を大きく増やしたい、というのが交換会の趣旨である。
平成22年5月26日公布、同年10月1日施行された「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」では、木材の利用促がすぐにでも進みそうな法律で3000㎡以下の公共建築物も木造に移行すろかと思えた。
しかし現場の動きは小規模公共建築物でもRC造が殆どで木造化の方向は示されなかった。
竹中工務店は、国内初となる耐火木造の大型商業施設「サウスウッド」に、7月1日に着手する。同施設は、開発の進む横浜市北部、横浜市営地下鉄「センター南」駅前に立地する地下1階、地上4階の商業施設で、2013年9月の竣工を予定している。
http://www.zaikei.co.jp/article/20120627/106837.html
新しい技術で耐火建築物が出来ることは、木材流通に画期的なことで長崎県が考える県産材の流通拡大にプラスに動くことは間違いない。
そこで五島の山を考えて頂きたい。
五島は山を守ることと、海を守ることを同時に考えなければならない。
山の木を切ったら、ボランティア組織を作って広葉樹(ドングリ)を植える運動を立ち上げて頂きたい。
五島の山と畑と海を守る為に林業家、農家、漁業関係者、と市民を巻き込んだ「広葉樹を植える会」を立ち上げる必要があると思う。




