九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題で、九電の真部利応社長は6日記者会見し、経済産業省が6月に県民向けの説明会を開いた際、同社が子会社4社と一部社員に対し、一般市民を装い、再稼働に賛成する意見を電子メールで説明会に送るよう指示していたと発表した。真部社長は「説明会の信頼を損ねる形になり、心からおわび申し上げる」と謝罪した。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20101001-862625/news/20110707-OYS1T00216.htm

2011年7月7日 読売新聞)

佐賀県玄海町の岸本英雄町長は7日の記者会見で、4日に九州電力に了承を伝えた九電玄海原子力発電所2、3号機の再稼働について、了承を撤回することを正式に表明した。
2011年7月7日10時33分 読売新聞)

ロータリークラブの奉仕活動で「職業奉仕」と言う言葉があります。

職業と奉仕、利益を出すための仕事と、奉仕と言う言葉がつながった職業奉仕とは

広辞苑で職業とは「日常従事する業務、生計を立てるための仕事」


奉仕とは「利害を離れて国家や社会などのために尽くすこと。」

と有ります。

ロータリークラブでは職業、と奉仕と言う言葉をつないで「職業奉仕」と言う言葉を作りました。

深読みすると「職業を行いながら国家や社会などのために尽くす」つまり、会社のための利益を得ながら、国家や社会などのために尽くす、と言うことです。

今回、九州電力のメールを指示した方は「九州の電力不足を起こしては成らない、何としても玄海原発を稼働させたい、その事が国家や社会などのために尽くすことに成る」と考えたのだと思います。

「職業奉仕」とは、考えさせられる言葉です。