トリニダーから1時間ほど。
山奥へ入ります。
トペスデコジャンテスというところ。
山の中に突然アパートのような建物が。
ここがホテルです。
ホテル ロス エレチョス
エレベーターはなく、スーツケースは階段で運ぶ。
お部屋はこんな感じ。
キューバというお国柄、しかも山の中、相当やばいレベルかもと覚悟してましたが、意外と普通。
隙間から虫が入ってきそうな部屋なので
持ってきた虫コナーズをぶら下げてみた。
一晩、虫を見かけなかったからもしや効いたか?
さて翌日。
ツアーの行程表では、
4時間渓谷をトレッキング、水着着用を勧められている。
一応、下に水着をつけ、着替えとタオルを持参。
とはいえ、このツアー、トリニダーめあてだったので、二日目のトレッキングはそれほど期待してなかった。
行き先はグアナヤナ国立公園へ。
4時間のトレッキングって書いてあるけど、誰でも参加できるツアーだし、移動など含めた4時間で実質は歩くのは1時間ぐらいだろう、、、と勝手に軽く考えてた。
が、、、
いきなり度肝を抜かれたのが、、、
出発地までオフロードドライブをするのは
ソ連製のミリタリートラック!
すごーい、6輪駆動!
見たこともないごっついトラック。
ロシア製ではなくソ連製!
いわゆる西側の国で、自衛隊はあるが軍隊は持たない建前の日本では一生出会えないシロモノ!
めっちゃ乗るの楽しみ〜。
いきなりテンションアップ。
そして、本日のガイド、
この二日、手取り足取り頑張ってくれたツアーガイドから現地ガイドにバトンタッチ。
現地ガイドは女性。
そして、なんと子連れでのガイド!
名前聞いたのに難しくて忘れちゃった。
さあ、出発です。ガイドさんが陽気に
「これからオフロード、道はガタガタだから、おしりのマッサージタイムのスタートよ!」
楽しいガイドです。
楽しいガイドです。
山の中を揺れながらどんどん進む。
バナナの木なんかもあります。
そりゃそうだ、3キロだったらよっぽどの山じゃなければ3時間かかるわけがない。
ジャングルです。
滝壺のそばで、ツアー客のコロンビア人ルイスが写真を撮ってくれました。
一切れじゃ物足りないぐらい。
トレッキングスタート地点に到着
トレッキングコースの地図があります。
地図には
3キロ 3時間コース
とあります。
ガイドさんが、
「この3キロはキューバ仕様の距離だから実際はもっとあるわよ。」
距離が正しいのか、時間が正しいのか、、、
結果、時間が正しかった。
途中、植物の説明や生物の説明が丁寧にあり、かなりゆっくりペースだったけど、本当に3時間かかりました!
舗装されてないジャングルの道を進みます。
このバナナは、実はなっても取らない。
なぜかと言うと、バナナに動物が集まってバナナを食べてくれることでコーヒー豆が守られるから。
そして、バナナの葉っぱや実が落ちるとそれがコーヒーの肥料になる。
その他にもコーヒー豆農園のネタがたくさん。
キューバは貧しい故に知恵を使いオーガニック農業を発展させてきた。
特にコーヒー豆は真のオーガニック栽培で味の良いものが作られています。
そのコーヒー豆、美味しい上質な豆は輸出品目なので、全部国外に流れ、キューバの国内では飲めないとの事。
しかも、多くは日本に輸出!
なんかごめんなさい、、
って思ったけど、実はアメリカから貿易規制をかけられているキューバは、第三国にまでアメリカが圧力をかけるので、貿易すら難しい。
そんな中でコーヒー豆を買ってくれる日本はキューバの人からは好意を持たれているみたいでした。
他にも
コーヒーは焙煎する時間でカフェインの量が変わるので、実はエスプレッソは深煎りを使うことが多いのでアメリカンよりカフェインは少ない。
なんて豆知識も。
景色のいいビューポイント
ジャングルです。
まさにこんなジャングルでカストロやチェゲバラはゲリラ戦をしたんですね。
滝です。
エルリコ滝、何本も滝があって迫力あります。
途中の川は結構濁ってます。
どうやら、前日大雨があって濁ってしまったようです。
わざわざ水着と言われたけど、どこで泳ぐのかなぁ、、、
ここでした、、、↓↓
あそこにあるのは、昼食のガジョガの家ってやつですね。
茶色い、、、
インドのベナレスのガンジス川並みにミルクティー色。
まあ、濁りの要素が全然違いますが。
どうやらここが鹿の池。
スイミングポイント。
えー!?って思ったけど、ツアーの外人のお客さん、コロンビア人もポーランド人もアメリカ人もみんなワイワイと楽しそうに水に浸かりだした。
せっかく水着着てきたしなぁ。
ということで、私も入ってみたものの冷たーい。
そして、すぐに深くなる。
この冷たさで足がつかないと溺れそうだったので、私は岸際で水浴び。
それはそれで楽しかった。
30分ほど遊んで
木の板で囲われた着替えスペースで濡れた水着から着替えて再出発。
ここからまた1時間は歩いたかな。
アップダウンはそんなになく、のどかなハイキングなので、辛いとかは一切なく。
トレイルの出口に到着
ランチはチキン!
ガイドさんオススメでしたが、これが本当に美味しかった!
外はパリッと、中はジューシー
昔ダイビングで行った南の島の現地食堂で食べたチキンも美味しかった。
やっぱり駆けずりまわって育った鳥は美味しいのでしょう。
ランチが終わるとミリタリートラックが待ち構えていて、乗車して山を下ります。
途中、売店に寄りました。
私はここでコーヒー豆とナッツバーを購入。
道端に生えてる草に目をやると、、、
これは、もしやミント?
摘んで匂いを嗅いでみたら確かにミント。
そこら中に生えてます。
これならモヒート、何倍でも作れるわねぇ。
トラックはホテルに戻りました。
そこでバスに乗り換えます。
なかなか楽しかっなぁ、
大満足。
こちらがバスツアーの中でトレッキングに参加したメンバー
ルイスと奥さんは参加したけど、おじいちゃんはさすがにトレッキングには参加せず。
ルイスは本当に素敵なおじさまで、トレッキング中も遅れてる人がいないかいつも気を配り、足場の悪いところでは手を貸し、撮影スポットでは写真をとり、こうしてみんな集合させて楽しく写真を撮ったり。
ガイドさんをサポートしてました。
そして、ランチの時には、紙を回してみんなのメールアドレスを集めて、帰国後、メールでこの写真を送ってくれました。
空手を習ってるとのことで日本に興味津々。
トーキョーオリンピックだね!行くよ!
なんて言ってましたが、実際に調べてメールをくれました。旅費が高くて無理そう、、、
そうだよね。
とにかくコロンビアの人、彼ら家族にグロリアというとにかく陽気なおばちゃんもいて、とってもいい印象になりました。
帰りは延々と6時間ほどかけてハバナへ帰ります。18時過ぎにハバナ着と行程表にあったので、レストランを20時半からに予約している。
えっ、今3時近いよね。
18時過ぎどころか6時間かかったら9時近くなっちゃうよ、、、
えーっ!話がちがーう。
とはいえ、距離は縮まらない、
レストランの予約に間に合わず、、、