朝方、たまにカラスと目を合わす事もある寝室の天窓にはロール状の遮光幕がついているので、陽射しの強い夏には閉じて直射日光を防げます。

一方、リビングの天窓は遮光幕が無く、夏の日差しは串刺しの如く床に突き刺さり、室温をどんどん上げて行きます。


斧と薪と熾きの日々

何かカーテン状の簡単な物を取り付けようと思っていましたが、ずるずると夏も終り。

重い腰をあげて始めたのが、障子の桟作り。
ヒノキの15mm角材を組み合わせて格子にし、障子の枠を作成。


天窓のサイズを正確に測り、縦方向に5mm短く、横方向に10mm長く微調整して、はめ込み式にしたので、取り付けの造作は一切無し。


斧と薪と熾きの日々


桟に色着けをして、障子紙を慣れない手つきで貼り、霧吹きで湿らせピシッと張れば『九重』唯一の障子が完成。


斧と薪と熾きの日々

斜めに差し込むようにはめ込んで、



斧と薪と熾きの日々

そのまま置けば、しっかり固定。



斧と薪と熾きの日々

遮光で、光は弱くなっても障子紙がランタンのホヤの様に光を拡散させるので、以前より明るくなった錯覚すらします。



斧と薪と熾きの日々

さびしかったので少しだけお遊び。



斧と薪と熾きの日々

意外といい感じ。