政治は誰がしても同じ? | 後藤恭平ブログ

政治は誰がしても同じ?

政治は誰がしても同じとよくお聞きします。

そう思ってない人もいると思いますけど、

実感がないってことがそういう考えを想起させるのでしょう。

 

民主主義の中では、急にバラ色になる政治は存在しなくて

徐々にベクトルを変えていって、将来は違ったものになる。

といったイメージの方がいいかもしれません。

 

今だけを切り取って自分に関係している部分だけを見れば実感はないかもしれませんが、

インフラやまちの活性化はいつでも関係するし、

いつかは結婚するかもしれない、

いつかは出産するかもしれない、

いつかは高齢者になるし、

もっと社会全体の少子化が進むかもしれない・・・と思うと、関係することだらけです。

なので、今の自分だけを見て政治を見つめたらダメなんですよね。

 

こういう前置きをして、

誰がしても同じですか?は愚問ですよね。

あなたの仕事は誰がやっても同じですか?という問いと同じで、

当然違うわけです。

 

政治は皆さんから預かった税金の使い道を決め、

自由と秩序の狭間でルールを作るわけです。

多くのことを決めていくのですから、

誰がやってもいいわけではありません。

誰がやるべきかは有権者の皆さんが決めるわけです。

 

あと、政治家は勝手に成長しませんので、

みんなで政治家を育てていこうと思わないといけないわけです。

要は、しっかりと当選した後も仕事をしているのか、

議案書や予算書くらいちゃんと読み解けているのか、

発言は鋭く効果的にできているのか。

できていなければ指摘してもいいでしょうし、

応援してあげてもいいと思います。

 

各議案に対する考え方を持つための人生観がしっかりしてて、

育てるに値するかどうか、

これを判断するのが選挙です。

誰がしても同じではありません。