全米最も危険な都市ニューアークに行ってみた | YOLO! 人生は一度きり! ニューヨーク生活を終えて東京に戻っての生活を書きます。

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ニュージャージー州ニューアークに、プロアイスホッケーの試合を見に行ってきました。

アイスホッケーの試合を見るのははじめてで、見てみたかったんです。

それとともに、全米で最も危険な都市と言われるニューアークを見てみたいという気持ちもありました。

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昨年末の報道によれば、FBIの統計で、全米で最も危険な都市はデトロイト(人口70万人)、次いでニューオリンズ(38万人)、そして第三位がニューアーク(28万人)です。

1990年代は正真正銘、全米で最も危険な都市第1位だったのですが、再開発が進んで一時期は凶悪犯罪が減少したものの、最近は再び増えてきているようです。

しかも、FBIの統計で、2013年の人口10万人あたりの殺人事件は、デトロイト45件、セントルイス41件、ニューアーク40件ですから、そんなに変わらない。

ウィキペディアによれば、ニューアークの人口の30%近くが貧困線以下(一日1.25ドル、150円以下で生活している、と定義されていますが、詳細は不明)とのこと。

いったいどんなところなんでしょうか。


ニューアークはニューヨークからパストレインという地下鉄に乗って30分ぐらいの終点です。

試合が行われるのは、ニューアーク駅から歩いて10分くらいのプルーデンシャル・センターという新しいスポーツセンターです。

ただし、外を歩くのは危険ということで、駅から外に出ずに、センターのすぐ近くまで空中回廊で歩いて行けます。

ただ、私はちょっと外に出てみました。

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駅のホームからエスカレーターを降りると、駅の構内に警官が10人ぐらいかたまって、立っていました。

なんだか厳戒態勢ですね。

駅の出口を出ると、いきなり、ホームレスのような人たちが何人もいます。

あまり目を合わせないようにして、歩きましたが、

道路の反対側で、なにやら大声でわめき散らしている男性が。

その男性、車がたくさん走っている駅前の通りを、大声で叫んで暴れまわりながら横切りはじめて、車が通れなくなっている。

そして停まった車につっかかったりして、何かを振り回したりして、わめき散らしている。

あれは麻薬中毒でしょう。

今まで見たことないようなすごい暴れようです。

私は道路のこっち側でちょっとその様子を見ていましたが、私の方に向かって暴れながら近づいてきました。

それでまわりを見回すと、私のまわりの浮浪者たちもこっちをじーっと見て、うろうろしている。

駅の出口を出たとたんに超怖いです。

こっちは日本人だから目立つし(ニューアークのアジア人人口は1%)、見た目で一発で外から来たと分かってしまいますから。

散策やめ。これはまじに怖いです。

すぐにきびすを返して、近くにあった入口から駅の建物に入ったら、駅の大きな待合室でした。

そしたら見渡す限りホームレス達が何十人もぎっしりと席を埋め尽くしている。

通路にもホームレスがうろうろしていたり、座り込んだりしている。

しかもアンモニアの臭いが大きな待合室内に充満して、

息ができないぐらいくさい。

うわー、こんなところなのか。

この人たちに襲われたらひとたまりもない。

ニューヨークなんかとは全然雰囲気が違う。

さっさと歩いて、さっき警察官が集まっていたところに戻りました。

駅の前の歩道を少し歩いただけですが、こわかった。

警官の人数が7-8人に減っているけど、何かあったのでしょうか。



外の散策はやめて駅からスポーツセンターまで直結している空中回廊でまっすぐセンターに向かうことにしました。

下の写真は駅前の様子。左が駅。駅のまわりに浮浪者とか麻薬中毒とかがいる。

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空中回廊はとても真新しく綺麗でお店がたくさん連なっていて(でもなぜかほとんど閉店していた)、

浮浪者は数えるほどしかいませんでした。

よかった。この空中回廊に浮浪者が入り込んだりしたらどうするんでしょうか。

でも怖いので、アイスホッケーを観戦にいくグループの近くを歩いて、目立たないようにしました。

空中回廊を出ると、目の前にプルーデンシャルセンターが見えます。真新しくて近代的ですね。

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犯罪が悪化してスラム化したため、行政が大々的に再開発して、犯罪率の低下を目指したようです。

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アイスホッケーの観客の群れに入っていれば、安心です。

ただし、パトカーの赤と青の回転灯がスタジアムの周りのあちこちに見えました。

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スタジアムの前には大きなアイスホッケーの選手の像が。

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ここですぐにはスタジアムに入らず、再びちょっと散策してみることにしました。

ちょっとだけスタジアムとは反対方向のダウンタウンの方向に歩いてみた。

(あとで聞いたら、こっちは絶対に行ってはいけないエリアだそうです)

スタジアムに隣接する建物は、バーとかレストランが入っていて、試合観戦前の人たちがビールとかを飲んでいる。

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だけど、2,3軒も歩けば、そういう人たちはいなくなります。

街の中心地と思われる方向に歩いていくと、こんな大きな劇場の廃墟が。

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建物は荒廃するに任せたままで、隣のビルの窓ガラスも割れていたり、茶色や緑色のベニア板で覆われたままになっている。

中心地の近くなのに、こんなに大きな劇場が廃墟のまま放置してあるんですね。

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あとで調べてみたら、全米でも有名な劇場の廃墟らしいです。

中はこんなになっているらしい。これは他サイトからの借用です。(こちら

1886年にオープンした劇場で、ちょうど100年の1986年に閉鎖して、以来30年近く放置してあるらしい。

大通りの中心地の近くの一番目立つところですよ。信じられません。

それで中心地と思われる交差点あたりに行きましたが....................

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交差点の周囲は所在なげに立っていたり、座っていたりする人たちがたくさん。

上の写真のずっと遠くの方の歩道や路上にたくさん人が立っているでしょう。

何やっているのか知りませんが、立ってたり寝たりしている人たちばっかりです。

交差点の左の方には、もっと近くにホームレスがたくさん集まっていました。

すごく怖いです。車でもここは通るのは怖いのではないでしょうか。

ホームレスだらけのこんな光景生まれて初めて見ました。

下手にきょろきょろしてたり、写真を撮って絡まれたら超こわいからもうやめます。

上の写真は引き返しながら1枚だけ撮った写真です。

今までこういう光景は見たことなかったので、ちょっとショックでした。


それでプルーデンシャルセンターへ。
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今日の試合は、ニュージャージー・デビルズ対ニューヨーク・アイランダーズの地元対決です。
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試合前に、建物の中で踊りを披露していた人たち。
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でかいですね。しかもきれい。
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こんなケーキも売っていました。もちろんビールやピザなんかも。
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観客は、ニュージャージーファンが8割、ニューヨークファンが2割ぐらいでしょうか。

青にオレンジのシャツがニューヨーク・アイランダーズファンです。
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選手入場。リンクが炎に包まれたり、いろんな映像が映ってとてもきれい。

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観客は9割の入りでしょうか。すごい人気があるんですね。1万ー1.5万人ぐらい入っているのかな。
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アイスホッケーははじめて見ましたが、

ぶつかり合いがすさまじいし、

パックを打つとコツンとすごい音が響くのですね。

それで常時選手達が走っていて、攻めたり、守ったり、選手交代したり、

作戦タイムとかないので、リンクを整備している時以外は、一瞬も目が離せないスリリングなスポーツです。

野球、サッカー、アメフト、バスケットボール、アイスホッケーの中では、一番選手達が走っているのがアイスホッケーなのでは。

観客も熱いですね。

私の横も後ろも2時間ずっと大声で叫んでましたよ。

後ろはニューヨーク・アイランダーズのファンでしたが、

ファンはお互い仲よさそうで、ずっと冗談を言い合っていました。

それから後ろには女性のファンもいて、

こちらも2時間ずっと叫びまくり。

あれだけ大声で叫び続けたら、ストレス発散にはちょうどいいんじゃないでしょうか。

ここまで叫び続けているのはニューヨークの他のスポーツではなかったですね。

試合の方は、0-3で地元ニュージャージー・デビルズが負け、ニューヨーク・アイランダーズが勝ちました。

帰り道はニューヨーク・アイランダーズのファンは勝ちどきをずっと上げていました。

ニューヨーク・アイランダーズは、今首位争いをしているんですね。

対するニュージャージー・デビルズはもう脱落。

それがこの応援の熱の入り方の違いなのでは?

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帰りはファンの間に混ざり込んで、脇目もふらずに帰りました。

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地元に帰ってくると、ホッとしました。

なるほどニューヨークが安全と言われるようになったことが、よく分かりました。

ニューアークは再開発して、スポーツ観戦の人が訪れるようになったものの、ほとんど地元とは隔絶されています。

ニューアークは、ニューアーク国際空港があって、東京からも直行便があるわけですし、ニュージャージー州最大の都市でもありますし、プルデンシャル生命保険の本社やパナソニックの北米子会社の本社がありますし、有名なラトガース大学もありますし(プリンストン大学は離れている)、30キロぐらい離れたところには、これまた全米で最も安全な街として有名な街バーゲンフィールドもあるんです。

ニューアークでも、怖いところと安全なところがあるのだと思います。

駅前にも大きくて新しいビルができていて、再開発してきれいになったのでしょう。

しかし、ダウンタウンの中心地に大きな劇場の廃墟を30年近くも放置しておくというのは、やはりあまりいい感じはしません。

時間はかかるかもしれませんが、みんなが楽しく安全に過ごせる街になって欲しいと思います。