8月8日(木)

【老眼になったのか、ついに.】の巻



    きょうを、母の日にすれば、
    間違えずに覚えていられるのだよ。
    だいたい、何週目の何曜日なんて決め方は、
    私めの脳みそでは、ついて行けない。
 
    何?それは無理だ?パパの日と勘違いする?
    じゃ、一緒にお祝いすればいいやんか。

    何?婆婆はどうするかって?
    おばあさまもこの日にどうぞ。

 
    何? じじ?2月2日にすれば?
    何? それは、夫婦の日にするの?

    じゃあ、2月1日がじいさんの日にしようよ。

    何? お前も
    じいさんの仲間入りを果たしたって?
    たしかになあ。
    この頃、老眼が入ってきて、近眼のメガネを
    かけていたら、新聞や本が読めない。

    だから、字を読むときは、
    メガネを頭の上に回す。

    これがまた、傑作で、

     
      「あれ?メガネどこ行ったんかな?」


    なんて、真剣になって探している。
    あほに、一段磨きがかかってきたぜよ。

 

    そもそも、強度の近眼なのだが、
    これに老眼が入るというのは、
    差し引き、近眼が、
    少し自然矯正されるってことで、
    よろこばしいことではあるが。

    たとえば、借金を背負っている人が、
    財産を得るようなものか。

    いや、そんなええもんとちゃう。

    たとえば、喫茶店で、
    コーヒーを注文するのに、
    ホットか、アイスか
    迷っていたら、
    それを混ぜ合わせた
    なまぬるいコーヒーが出てきたと
    思し召せ。

    そういう、超まず~い視力である。    

    わが人生に寂しさを感じた
    きょうこの頃でした。
 

    (´_`。)


    では、また
    老いの入り口に立ちて
    山田 錦