ゴールはどこだ?! | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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対策を取らない場合、新型コロナウイルスによる死者が40万人を超えるという予測をワイドショーで見た。
不安を煽って視聴率を稼ぐのがこうした商売なのだろう。
厚労省公開のデータから検証を試みる。
合わせて、緊急事態のゴールはどこなのか提示したい。
 
灯りもなく暗いトンネルの中に居るような巣ごもり生活。
これがいつまで続くのか。
子供たちは聞く。いつから学校に行けるのかと。
私たちは、なんと答えればよいのか。

せめて、このトンネルの出口を示したいのだ。
 
下のグラフを見ると判るように、現在、死亡者数が幾何級数的に増えている。ここ1カ月、死亡者数を示すカーブに上昇傾向があったのは事実だ。3月中は10日で倍に増える状況を繰り返していた。


そこで公比 r = 1.06 の等差数列として、計算してみた。確かにこのままだと、秋には40万人を突破する。
これを仮に「オーバーシュート仮説」と名付ける。

 

この仮説が正しいかどうかは、4月19日以降のデータを毎日入力して行けば解る。

おそらく、この予測値を徐々に下回って行く。倍化するペースも3月中の「10日で2倍」を大きく下回っていく。
(終息の目安はこの半分。「20日で2倍」までスローダウン)
 

 

緊急事態宣言が7都府県に発出されたのが4月7日。
遅れて全国に出されたのが4月16日。

それから2週間の間、

日本人みんなが協力して外出を控えていれば、
この曲線の角度は徐々に減衰し、綺麗なS字カーブを描いて収束するだろう。
  
「オーバーシュート仮説」は間違っている。
死亡者数は幾何級数的には増加しない。
危機に際しての日本人の振る舞い。中越で、そして東北で、私はそれを見てきた。

緊急事態宣言の全国化が遅れた間に
「首都圏脱出」を試みた人たちもいるようなので、
地方の鎮静化は少し遅れるかもしれない。
それでも、死者の発生していない県から徐々に、学校は再開されるだろう。
目安になるのは4/30、そして5/7のデータだ。
おそらく、この辺りで専門家会議が開かれる。
 

学校閉鎖が解けるまでは外出を自粛しよう。
大丈夫。私たちは、きっとこの危機も乗り越えられる。