入荷情報とちょっと深く温度管理 フチネンの温度 焼き色 セミロングの進捗 | 五助屋レザーのレザークラフトブログ

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レザークラフトの作製状況や技法、道具のこと。
趣味のバイク、GPZ900Rのこと。ギターやら銃やら男飯まで、なんのこっちゃなブログ。

( =゚∀゚)ノ毎度!五助屋レザー です。

 

人柱になりましょうか!今回の内容は濃いです。

うん。前々から気になってたんですよね。フチ捻の温度。

色々聞きますが、さんた屋さん以外から温度って聞いたことが無いです。

ボクも、触ってギリ触れるくらいとか火傷しないくらいとか、

ちょこっと触って、あちちちってなるくらいとか、そんな風に過去10年書いてました(笑)

どこにも記載がないので、自分でアレコレやって、コレくらいだなぁと言うのを掴んで、そんな事を書いていたのですが、廻りまわって、当時ボクが書いていた表現が一週回って来て、この位の温度みたいに、SNSの書き込みを見ると、やっぱりコレじゃダメだなと思ったりしたのです。

ちゅうか、もしかしたら、そんな温度に関する記事があるのかもしれないけれど、最近ネットでレザクラ関係の事を調べる事もまず無いので分りません。

 

 

てなわけで、温度計を買いました。(さんた屋さんに触発されたのも有るw)

自分の想像の値段の1/10だったwこれなら買いやすいね。

そもそも安価な計測機器って信用できないけれど、刻々と変化する温度だと思うのでおよそのおよその温度が分ればとも思うので良しでしょう。

その理由は後述します。

これね、

 

 

ギターのアンプに赤い点がありますね。レーザーポインターが付いてるのでそこの温度って見やすいですよね。

 

 

んで計測方式は赤外線放射です。

 

 

いろんな条件を排除したいと思い、磨きを入れる。

余分な汚れによって温度が変わったら意味がないもんね。汚れによって炙ったそこだけが温度が高いとかありそうでしょ?

これが余計なことだと、この後思い知るのだ。。。。

 

 

全然反応しないよ。。。。25度なんてありえない。。。。

 

 

 

レーザーポインターの位置と計測部分は、これだとずれるよなぁ。

そっか。。。。と、思い、ずらしてみてもダメ。

これ機械がダメなの?

 

 

その位置を考慮してLEDの作業灯を計ると、うん、コレくらいだよね。

合ってる、大体。

ココでやっと説明書を見るw

 

 

あぁ鏡面のように磨いた工具はダメなのか。。。。

盲点だったわぁ

黒染めするか。。。ステンを。。。。。まぁ溶けない程度でなにか貼ってもなぁ。。。。でもその金属の温度とは差異があるだろうし。

ん?

そうだ黒染めした鉄製のフチ捻が有るじゃないか!

まぁ鉄とステンだと温度の入り方と冷め方は違いうけれどその温度自体の感覚は同じだと思うので参考にはなるかなと。

んでガングリップタイプのこの計測機器で計測の為のトリガーを引いている間感知した値のピークをホールドするモードが付いていたのでそれを利用してグリグリと計測する。

 

 

 

いつも炙ってコレくらいかな?って思う温度は、コレくらい。

あちちちって触れる温度ってのは、合ってたと思う。ずっと触れないけど、チョンチョン触れる温度。

んでね、ちょっと濃い目に焼き色を付けてコントラストを出したい、あるいは、捻を早く動かせばいつもどおりの仕上がりくらいの温度は、写真無いけど130度くらいだった。市販のグルーガンのPTCヒーターは、いい線行ってるって証明ですね。155度を越えるとメイラード反応が出るので焦げるし65度以下だと硬くならないのは焼き肉と一緒だよね。
革の下は肉だもんね。

PTCヒーターを使う場合、ネンの根元だと先端だと温度が下がるだろうから高温タイプで丁度いい?そんな風に推測します。その時のエントリーは

https://ameblo.jp/gosukeya/entry-12292965404.html

 

もっと、ちゃんとした計測機器欲しくなってる(笑)

こんどPTCヒーター使う時測ってみます。

んでも何度?って質問たまに頂くのですが、同じく温度計持って無いと分からないんじゃね?ってふと思ったりもしたんですが、自分が知りたいと言う欲求が勝りましたw

 

 

普通に動かすとコレくらい、って、その移動速度までは、動画でも撮らないと伝わらんよね。

秒速何センチとか。。。。。計るのメンドイかも(笑)

んでもね、これって炙りたては早く動かすし、冷めて来るとゆっくり動かしてるあるいは二度、引いているなぁと気が付いた。。。

その時の温度は?
要するに、これ以上低かったらダメだから暖め直すという温度は

 

 

これだ。まぁ捻を置いて計測するのにタイムラグがあるから90度くらいだろうか。

なので、120から90度でその仕上がり具合は速度で調整という感じでしょうかね。

色を見ながらネンのスピードをコントロールするのですが、この鉄の奴は、柄の中にエライ長く入ってます。

体積が大きいのでその分冷め難いような設計です。

 

んでね。。。。

この焼き色と革の締まり具合ですが。。。。

温度だけでは有りません、当然。

 

その革の水分の含有量、油分も影響を与えます。そして、タンニン。

ピット層でなめされた物なのか、そうでないのか。

ピット層から上げられて乾燥するとき革ってどうやってますか?

平じゃないですよね。大量に有りますから、当然、縦にしますね。その時にそのタンニンが乾燥の過程で一番強く残るのはどこでしょうか?

なので同じ一枚の革の中でも違いが出ますね。

霧吹きで軽く水分を銀面から入れてからネンを入れるのは、そこらを見ながら、足りないなと思ったときにやる手法です。

闇雲にいい焼き色が入らないからと温度を上げたら焦げるだけです。

んで、革の硬くなる温度って意外と低いのです。水分量や油分が多いと蒸し焼きみたいに内部にも伝わるし乾燥していれば表面だけ。

その水分量、油分が多ければネンを当てた時のネンの温度の低下も大きい。

もっと言っちゃえば、革をなめす時期で夏と冬では違いますし。

そんな事を思うと濃い飴色の正体とかコバ磨きしたときの色と言うのもなんとなく見えてみませんか?

 

ね、面白いでしょ♪

こうしなきゃいけない、こうするのが正解。これがその温度だって断言できないでしょ。

ある程度の目安が無いと不安と言うのも分りますが、とりあえずやってみな、感じてみなと言うのは、こういうことだったりします。

でもね、数字ってある程度分れば、やってみようという気にもなりますよね。

数字は大事だけれど、それを使って相手にするものが凄く幅がある。

だから楽しいって僕は思います。

今回の数字も違うロットの革だったらまた違うんだろうなーって思いますし、前述したように、同じ一枚の革でも部位で違います。それを自動的に補正できるのが職人だとも思ったりします。

 

 

今度、この温度計で箔押しの温度も測ってみようかと思います。次回の箔の仕事の時にね。

箔は、工業製品ですので、ブレは少ないので、もうちょい断言できる数値が出せると思います。

 

自分で思ってたより、低かったなぁ温度。

まぁ勘なんてそんなもんですね。

まぁお遊びみたいにやったのでそんなもんの数字だと思って欲しいんだけれどね。なんだか矛盾してますが計測機器って大事です。校正してないし、条件も色々だけれど比較するのが目的の数字だしね。

 

 

てなわけで、カッチリとコントラスト強めで、違いのわかる男のウォレットを

 

 

進めてます。

 

 

下拵え終了。組み立てに入りますね。

 

あ、焼き色あまり入らないけどネンを入れたいならば。。。。。

なるべく乾燥していてタンニン少ない箇所を選ぶという逆をやれば良いと思います。

コバを磨く時の摩擦熱と磨き上がりの色合いも今回のエントリーに準じているかと僕は思ってます。

 

って

 

マニアックすぎましたか?

なんとなーく頭の中でというか肌でというか理解していた物が温度計買ってこのエントリーを書いて自分の中でも、ぼやっとしていた物がカチっとフォーカスが合ったような感覚です。

やたら、長いな、今日は。

 

って

最初に書かねばならんと思いつつ最後になっちゃったけど、入荷情報です。

超高品質の

 

 

ヨーロッパ目うち、アミーローク各種

 

 

入荷しました。

 

 

そしてこちらもお待たせしておりました。

 

 

レザークランプ

めっちゃいいです。

 

 

ガッチリ圧着できますね。精度も申し分なし。

 

 

パドルも入荷しました。

今回はアミーロークです。

様子を見ながらラインナップを増やしております。どうしても海外からのお取り寄せなので在庫切れになる事が多いので、欲しい方は、お早めに!

全種入っているのですが、BASEアプリからお気に入り登録している皆様には先に通知が行きますので、このブログUP時には、今回は、少し減っていると思います。いつもね、お知らせしてからUPしてたのですが、今回は、せっかくアプリからお気に入り登録しているのに買えないという声を少しですけど反映しさせていただきました。

 

近日、ユーフェンさんも入荷予定です!

よろしくお願いいたします。

お問い合わせ頂いている糸をお待ちのお客さま!

次の日曜大丈夫ですよ!たぶん。

 

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