かつて女子大生のお洒落バイブルであり、幾つもの流行を生んだファッション雑誌「JJ」。
プロに混じって、一般人の学生が誌面に登場する“読者モデル”なる存在を生み出したのも「JJ」。
マドモアゼルの在学女子大にもJJの読者モデルを経て芸能界入りした子がいましたっけ。
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そんなJJの読者モデルの中でも伝説的存在だったのが当時、神戸の女子大生だった小川淳子嬢。
当時の彼女の人気ぶりをご存知の方も多いでしょう。
昔、TBSで放映していた「世界バリバリバリュー」と言うバラエティ番組に淳子嬢が登場した事があります。
番組内で彼女は神戸の高級会員制クラブでテニスする姿や豪華なご自宅を披露。
ご両親、美しい２人の妹も登場し、“華やかでお洒落なお嬢様”の代名詞“神戸嬢”そのものみたいな生活がそこにはありました。
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その後、神戸嬢御用達とも言うべき人気ファッションブランド「Chesty」を立ち上げ、プロデューサー兼社長となった彼女。
銀座のバーニーズニューヨークで「Chesty」のポップアップストアを見た時、“淳ちゃんのブランドだ～凄い！”と思ったのが懐かしい。
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女社長として華やかに活躍する一方、結婚→出産と言う女の王道の幸せをもちゃんと手に入れ…
“生まれた時から勝ち組の女って一生勝ち組の人生をおくるんだわ”。
ついそう思ってしまう程にキラキラした彼女の人生。
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そんな淳子嬢の訃報を知った時の衝撃と驚き。
“まさか、あの淳ちゃんが？同姓同名の他の人では？だって彼女が不幸な目に遭うわけがない“
色んな思いが駆け巡りました。
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完璧に幸せな人間なんていないのかもしれません。
多かれ少なかれ、苦労や不幸は誰の人生にも訪れるもの。
不幸なんて微塵も感じられなかった淳子嬢の生活ですが、SNS上では数年前から病気だと囁かれていた様です。
そしてブランド設立時より常にバッシングや黒い噂があったのも事実。
でもメディアに登場する彼女はいつもキラキラ、いつも幸せ満載の笑顔。
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世の女子達が自分に求めるもの、自分が手掛けるブランドの世界観、伝説の神戸嬢と称された頃からの自分の使命。
それらを理解し、それに応るべく“いつも幸せな淳ちゃん”を発信し続けていたのかもしれません。
いつも幸せな自分でい続ける－それは覚悟であり美しい強さでもあります。
キラキラした淳ちゃんの人生は彼女の強さの賜物だったのかも、そう思わずにはいられないのです。