甲斐奈神社/山梨県甲府市 | Goshuinnistの神社巡り

Goshuinnistの神社巡り

ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

基本情報

神社名:甲斐奈神社

御祭神:菊理姫命・木花咲耶姫命

相殿神:大山祇大神・瓊々杵大神・石長姫命

社格等:延喜式内社(小社論社)・郷社

鎮座地:山梨県甲府市中央3-7-11

最寄駅:金手駅

駐車場:社務所裏に5台分あり。

公式サイト:https://www.kainajinja.com/

 

御由緒

人皇第二代綏靖天皇の御代、皇子土本毘古王、甲斐国疏水工事を行ひ、開拓の御業なせし時、中央の山上甲斐奈山に、白山大神を祀る事に始まり、以来延喜式神名帳に載る如く甲斐国鎮守の神として尊崇された。永正年間、武田信虎の築城に際し、現地に遷座され、文禄年間、甲府城起工に際し東部守護神として、浅間大神が併祀され、社運愈々隆盛となった。享保十二年十二月、火災により焼失したが、直ちに復興。
  明治九年、郷社に列せられ、昭和二年、境内拡張事業に依り現在の規模に至る。皇室との縁深く、皇族ご懐妊の折には、安産祈願のご神札を献上せしと伝へられる。大正年間、時の宮司神前結婚式を一般諸人に広め、現今の風の嚆矢となる。昭和二十年戦災に依り社殿悉く焼失するも復興事業めざましく、戦後十数年にして旧に倍する復興を見る。更に昭和六十三年石垣大改修、平成十八年本殿拝殿改築、同二十三年社務所改築にて現在に到る。白山大神の「理」浅間大神の「和」の御神徳は人生諸般に亘り、広く崇敬を受けてゐる。

山梨県神社庁より

 

御朱印

初穂料:300円

 

境内案内

甲府市街にもほど近い、「甲斐奈通り」と呼ばれる通り沿いに鎮座。
 
社頭右手には社号碑。
 
社殿は新しくバランスの取れた美しい造り。
 
境内の銀杏は幹が曲がっており、古くからこの地に植えられていることが窺える。
 
近年では見る機会が少なくなった二宮金次郎像。
 
境内左手には境内社がまとまった一角。
 
夢望(ゆほ)の泉と名付けられた泉からは、白龍水と呼ばれる水いただける。
 
多くの境内社があるなかで、ひときわ目を引くのが学業成就社(天満社)。
 
本に刻まれた「五」の文字をなぞると合格が引き寄せられるという。
 
「甲斐奈七福神」として境内で七福神巡りが出来るようになっている。
 
神輿庫も開扉しており、きらびやかな神輿を見ることができる。
 
社殿裏手には慰霊碑が立ち並ぶ。

 

参拝を終えて

甲斐国に多く鎮座する甲斐奈神社の1つ。甲府エリアに鎮座するため交通量も多く、甲府エリアの守り神としても機能している様子が窺える。こぢんまりとした神社であると想像していたが、広い境内には様々な趣向が凝らされ、地元住民からの崇敬の篤さが窺える。筆者の地元にもこのような神社があればよいと思えるような訪問であった。

 

地図

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ