次男出産の備忘録その②

≪６月１８日≫

１５：３０
時々お腹の張りに軽い生理痛レベルの痛みが伴い始め
陣痛アプリを使い間隔を見てみると２０分間隔
腰が重くて、ちょっと痛いかな～・・って程度のものでした

この頃、廉くんは２時間超えの大爆睡のお昼寝
１７時頃までよく寝たらしいです

１８：４５
ばあばに連れられて、廉くんが面会に。
朝の面会時よりは表情良くお話を沢山してくれました
この間にも、お腹の張りと軽い痛みは続き１０分間隔に

２０：００
ばあばと廉くん、帰宅。別れ際はやっぱり大泣きだけど
大粒の涙をポロポロとこぼしながらもばあばと帰って行きました

２２：００
陣痛感覚は段々と短くなり、５分間隔
でも、痛みが大して強くなく、まだまだ生理痛レベル
それでも、NST上で定期的な陣痛の波形あり

前回の出産時の、促進剤による強烈な陣痛を知っているので
「え？？これが陣痛？？？この程度で？？」
という印象でした

２２：３０
痛みの強度が少しずつUP
経産婦で前回のお産が早かったので、念の為分娩室へ移動

陣痛の合間に徒歩で向かいました

今考えれば、なぜ陣痛室を通らず
分娩室直行だったのか不明ですが・・・

この時点で陣痛開始から初めて診察
子宮口は２㎝開大とのこと。
こんなレベルの痛みで子宮口が開きだすとは
経産婦ってすごい・・・・と他人事のように思っていました

２３：００
分娩台に1人転がる
暇すぎて、写真を撮って旦那さんに送ってみたりしていました

５分毎位にくる陣痛の時だけ
「うー・・いたたた・・・・」という感じで
あとは携帯を見たり、ウトウトしたり・・・

≪６月１９日≫３５ｗ２ｄ

０：００
３分ごとの陣痛がくるが、全然耐えられる程度
廉を寝かしつけた母（ばあば）が来院してくれる
腰をさすったりしながらサポートしてくれて
有難かったです

１：１５
２分ごとの本格的な陣痛に変化。結構痛い。
痛いけど、耐えがたいという程のものではなく
間欠期には普通に会話できるくらいでした
（１時頃まで旦那さんとLINEもしていた）

子宮口４㎝開大
「・・・まだ４㎝かぁ、半分もいってないなぁ・・・」と思った記憶がある

１：３０
痛みが一段階UP
これは痛い、結構痛い、絶叫するまでではないが痛い
歯を食いしばって、こぶしを握って耐える

診察で子宮口８㎝開大、仰臥位へ
『はっ！？４㎝から早くない！！？？』
分娩室に電気がつき、準備がバタバタと始まり
人が集まり始める

１：５０
「ほぼ全開大です！」という言葉と共に、分娩体勢へ
気づくとすっごく沢山人がいた

多分、助産師さん４人くらいと、産婦人科医２人は確実
その向こうに、小児科医、NICU看護師が居た気がする

「もう、そんなにかからずに出てくるよ」
と言われ、時計を見上げるとこの時間で
『そんなにかからずって、どのくらいかなぁ・・・』
と思いつつ、陣痛がくると絶叫していました

クールなお産を目指したかったのですが
結局ここからは目標とはかけ離れたお産になりました

もう、奥から出てくる感じがすごくて
「力入れないで、もう自然と出てくるから」
「鼻から息吸って～」「口開けて息して！」
などなど、色々と言われるのですが
もうなんせ力が入ってしまい、どうしたら力が抜けるのか分らない

「あぁ～っ！痛いーーっ！出るぅ～～っ！！！」
とか叫んでた気がする
陣痛がどうとかじゃなくて、物理的に出てくる場所が痛いんです

この出てくる感が途中で止まっているのが
痛くて痛くて、本当に痛くて、叫ばない方がいいらしいけれど
叫ぶことで何とか耐えてる感じでした

そんな阿鼻叫喚の中でも、横に立っていた年配の産婦人科医が
「ちょっと切ったら？」とか言っているのは冷静に聞こえてて
わーわー言いながらも
『あ、私今から会陰切開されるんだ・・・』とか考えていました

２：０２
力を入れないでと言われ続け、一度も頑張って力むことなく
どうにか力を抜くことばかりを、ワーワー言いながら頑張る時間

痛くて痛くて、本当に痛くて、でもお腹の赤ちゃんも
今、同じように頑張っていると考えていました

そして、ふいに
「○○さん、見てみて！」と、足元を見るように言われて
視線を下に向けると、ズルッと出てくる感じと共に
灰色の胎脂に包まれた赤ちゃんが生まれてきました

すぐに泣き声が上がり、その声を聞いて、心底ホッとして
やっぱり今回も涙がボロボロと出てきました

２：２０
一通り赤ちゃんの処置が終わり、抱っこさせてもらいました

薄く眼を開けて、ちゃんとこちらを見てくれました
小さいけれど、思ったほどではない様子に
本当にホッとしました

そのまま煌ちゃんはNICU入室

４：００
後産で胎盤が出て、点滴でアトニンが入って後陣痛が来て
会陰切開したところの縫合があり
膣内が傷ついていないかの観察があり
色々と痛い処置が産後も続いたけれど
一応経過は問題なしとのことで帰室

後陣痛が強いので、痛みどめを内服して
やっと２日ぶりに少し眠ることが出来ました

こうして、この世にちょっと早めに誕生しちゃった次男坊

２３７０ｇ　４６㎝　の小柄BOY

分娩体勢に入ってから、約１２分で出てきた煌ちゃん
母的には、もっと長くかかった気がしたのですが
こんなに短時間で、まさにスポーンと出てきてくれました

しかも、本格的に辛い陣痛になってからは４０分程度
経産婦のお産ってすごいっ！

これにて、今回の出産記は終了～

早産になってしまって、周りの方々に
とっても心配をかけてしまいましたが
なんとか無事に生後１０日目を迎えることが出来ました

次男出産記②