ごりらの窓

ごりらの窓

狭山ひかり幼稚園で「園長ゴリラ」と呼ばれてきた、ひがし前園長のブログです。

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何もない保育室?!                       東 喜代雄

 

先日ある市会議員さんが、「近いうちに狭山ひかり保育室を訪問したい」と言われました。4月に視察されたばかりなので、「どうしてですか?」と尋ねると、「この前行ったときには、何もなかったから。」と言うことでした。4月の開園時には、国指定の施設設備については、完璧に設置してスタートしたので、それ以後の「見た目」はあまり変化ないと思います。

さて私は2004年に『愛情、あと半分は土と水とガラクタ』という本を出版しました。(いのちのことば社)この本は紀伊国屋書店で、2度も3度も週間ベストセラーになったほどでよく読まれ、すぐに3版が印刷されました。

この本のテーマは、「幼児の教育にとって本当に大切なものは何か」を説いた本で、14年たった今でも、これに付け加えることも、差し引くこともないほど教育の本質を言い当てていると思っています。

もし保育室に愛情(思いやり、やさしさ、親切など)はなく、土(緑の木々や草花、運動場、土や砂の遊び場など)はなく、水(動植物が生育する元素、子どもは大好き)、ガラクタ(自由に惜しみなく使える遊具や教材など)がなければどうでしょうか?

陽の光、そよぐ風、緑の木々や土の匂い、何より愛情深い人たちの笑顔と寄り添いがある、それが「何もない保育室」の誇りです。

 

長男東義也のフェースブックから転載です。この記事に感動して。

 

 

 

西宮の誇り、我が関西学院アメフト部の強さの秘密』
2003年の夏合宿で当時の副将の大切な命が急性心不全で失われて以降、ゲーム前には静かな聖書朗読と相手の安全とクリーンな闘いを願うお祈りが、ロッカールームで欠かさず続いているとか。
さらに大切な試合の前には、この【堂々と勝ち、堂々と負けよ】という詩が朗読されるそうです。

「いかなる闘いにもたじろぐな。
偶然の利益は騎士的に潔く捨てよ。
威張らず、誇りを持って勝て。
言い訳せず、品位を持って負けよ。

堂々と勝ち、堂々と負けよ。
勝利より大切なのはこの態度なのだ。

汝を打ち破りし者に最初の感激を、汝が打ち破りし者に感動を与えよ。

堂々と勝ち、堂々と負けよ。
汝の精神を汝の体を常に清潔に保て。

そして汝自身の、汝のクラブの、汝の国の名誉を汚すことなかれ」

 

Hさんは、今年お茶の水女子大の大学院を出て、県立高校の教員になりました。

彼女はずっと子どもの時から「学校の先生になりたい」が夢でした。

難関大学で研究室にこもり、論文を書き、苦労を重ねたと思いますが、

初心を貫いたのです。

 

先日彼女から、封筒をいただきました・・・・・・

なんと大枚が入っていました。

初任給からの寄付金でした。

 

受取証とともに、私は下手な絵を入れて、お礼のカードを書きました。

 

週が明けると、彼女から次の手紙をいただきました。

またまたさらに感激しました。

「素敵なお手紙をありがとうございました。

ひかりの一人一人を大切にする教育を、

わたしも高校の教員としてやっていきたいと思います。」