箱庭計画 第五回公演
シェアハウス
 
 
旗揚げ公演以来の箱庭計画さんの観劇です。
大変だろうに、毎回オリジナル脚本で公演を積み上げ、今回5回目ということで観劇にまいりました。
会場の初めて行く甲子園口にある「knut」。
狭いながらも工夫した演出で素敵な独自の演劇を作り上げていました。

【期間】 2019年6月15日(土)~16日(日) 全6回公演
【会場】 knut(兵庫県)
【脚本・演出】 栃木ゆーじ
【出演】
恭一 …… 浦 涼平
ひまり(恭一の元婚約者) ‥‥ ことね(箱庭計画)
咲 ‥‥ ふろむ
葵 ‥‥ マオ
大樹  ‥‥ 田邉光洋
信弘 ‥‥ 久保健太
遥(咲の実姉) ‥‥ 都美佳(崖淵五次元)
死神 ‥‥ ごみ
【ストーリー】
5人で住まうシェアハウス、それぞれの生活を分かち合って、まるで家族のように暮らしていた彼ら。
しかし、そこにはもう一人の住人がいた。
オーナー 恭一の婚約者 ひまりは、彼の誕生日に交通事故で亡くなった。
彼女の思いはまだこの家に残っていた。
 
 
 
 
特に変わった演出と思わせたのが、途中に分岐点が設けられ、そこから今演じられ私たち観客全員が居るAの部屋と別のBの部屋と同時進行、同じ時間軸で別の物語が綴られます。分岐点では現在のAの部屋か移動してBの部屋での観劇かの選択を観客は迫られます。
私はBに移動するひと多かったのであえてAの部屋のままとどまり観劇しました。
その後、また分岐点が設けられ、Bの部屋へ移動していた観客が全員戻ってきて、Aの部屋で物語の結末へといざないます。
Bの部屋での観劇は2回見ないと叶いませんが、大枠はパンフや物語の流れで掴めました。
 
シェアハウスでの仲間との同居。一度若い時に体験しとくべきだったと楽しそうなので思わせてくれました。
少し猫背で読売テレビの諸国アナ似で咲役のふろむさんがメチャメチャかわいかったです。笑顔に癒されました。
次回作も楽しみ。
 
★★