Transponder

 

 

翻訳:3165.

操作可能なエンコーディング・アルチメター付き4096コードのトランスポンダーが必要とされる空域はどれか?

A.クラスA空域、クラスB空域(及びクラスB空域内の主飛行場から30マイル圏内)、およびクラスC空域。

B.クラスD空域、およびクラスE空域(10,000 feet MSLより下側の空域)

C.クラスD空域、およびクラスD空域(10,000 feet MSLより下側の空域)

 

解説:クラスA空域、クラスB空域(及びクラスB空域内の主飛行場から30マイル圏内)、およびクラスC空域内を飛行する場合は、航空機にMode C トランスポンダーが搭載されていることが必要です。また、高度10,000フィート以上を飛行するにも必要です。

エンコーディング・アルチメターとは、地上のレーダーに高度を表示させるための装置で、その装置が付いたトランスポンダーをモードCトランスポンダーと呼びます。

モード Cトランスポンダーは、地上のレーダースコープに航空機の「位置」を示すと同時に「高度」をも100フィート単位で表示することができますので、地上のレーダー管制官は、航空機の「位置」と「高度」を正確に知ることができます。

簡単に言えば、地上のレーダーに自機の位置と高度を知らせるための装置です。

有視界飛行で飛行する場合は、4桁ある数字を「1200」にセットしますが、計器飛行する場合は、管制官から指示された4桁の数字をセットします。また、管制官から「Ident」と続けて指示された場合は「ID」というボタンを押します。そう指示されない場合は、勝手に「ID」のボタンを押さないようにしてください。多分、怒られます!?