読書記録〜逆ソクラテス | 日々の日記

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アラフォー主婦
子供2人(中学生娘、小学生息子)

日常のこと、子育ての事、自分の歯列矯正の事などを書いてます。
その他、思った事等をアウトプットするブログです。


最近読んだ本

  逆ソクラテス/伊坂幸太郎



こちらは全5編からなる短編集

伊坂幸太郎さんの本を読むのは初めてです。

全て、小学校高学年の男子が主人公
(今は大人の主人公が当時の出来事を回想している)
学校でのクラスメイトや友達や先生との、日常のやりとりや出来事が描かれています。

人の事にレッテルを貼ったりする事や、
見た目で判断してしまう事って
特に小学生の頃ってよくある事ですが

そういう先入観を持った大人や同級生に対して、
そんな事ないだろ?!

って見返してやりたい

など思いついた友達が、主人公を巻き込んで色んな作戦練ったり。

小学生の頃、そういえば、
そういう風に思う事ってあったな〜
と懐かしくなる感じでした。

私は当時は自分の事で精一杯だったとおもうのですが、
小学校の、家庭環境から何から
色んな子供が雑多に混ざってる感じが
描かれていて
非常に懐かしくなりました。

大人になっても、
その頃のクラスの集団生活で
どういう立ち位置だったかとか
その中でどう立ち振る舞うかとか
どう生き抜いていくかみたいな

クラスの中の階層みたいなものが
根強く深層心理に残ってるので
やはり小学生〜中学生時代の頃って
現代人の人生においては結構濃厚な時期ですよね

子供の人間関係においては、
親とか家庭環境や地域のつながりが大切で、
噂もすぐ広まるし
それって自分自身でどうにかできることじゃないので
なかなか一度ついた先入観とか印象って
やり直しが出来ない時期というか…

変に目立つと、出る杭は打たれたり
みんなすぐ自慢するし
嫉妬されたりいじわるされたり

平凡であれば、それこそ何も考えずに、
のんびりと過ごせる時期でもあるのかも

だから結局は平凡で目立たないのが一番良いという価値観になるんだなと、思ってしまう


この本の主人公達は、いたって平凡で、特に何かのターゲットにされる訳でもなく、家庭環境も平凡?という感じなので、
特に何かは考えてなくて、自分から積極的に動く人でもなくて、
色々と大変そうな状況の友達や先生の事を眺めてるだけの人という感じです。
それが世間の多くの人(=ターゲットの読者層)なのだろうか?


伊坂幸太郎さんの本は読みやすくて
でも日常の先入観に意を唱える場面が多かったり
面白かったです。
他の本も機会があれば読みたいです。