2012年3月11日は東日本大震災からちょうど1年。
改めて、被災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今はまだ1年なので、去年の当日がいまだに鮮明な記憶として蘇ります。
2011年は、大震災を目の当たりにし、初めて子供も生まれた年で、価値観が大きく固まった年でした。
生きることに対して、人に対して、もっともっと真面目であるべきで、純粋であるべきなんだという事を再度強く認識した事です。
今まで不真面目だったわけではありませんが、生きる事や対人関係・仕事関係において不真面目になってしまう事は極力省きました。
より真面目に、より純粋に。
1年経ったからと言って被災地の状況が大きく好転してるかと言えば、そんなことはないと思います。
ただ単に、メディアが報道する回数が減っただけ。報道に対する熱が落ち着いただけ。
状況はそんなに変わっていないでしょう。
そんな中で1年。
黙とうする事、気持ちは大変に重要です。
「その瞬間だけでも想いを持ち、気持ちをリンクすることが重要なんだ」という方も多いでしょう。
否定はしませんが、どうせならしっかりと思いだして、それぞれ何か出来る事をやりたいですよね。
去年の私の気持ちはこれでした。
2011年1月の正社員は27名でした。(パート・アルバイト除く)
2011年の年末の正社員数は65名。
約40名の増員、2.5倍となりました。
僕のやれる事はそこそこ出来たのではないかと思っています。
人が増える事は、自分ももっともっと成長しなきゃならないんだという事を実感しましたし、マネジメントや組織の事に対して、更に明確に自分の中で伝えるワードとして可視化・具体化するようになりました。
で、結論、会社で一番成長したのはワタシではないかと思っています。
でもそれでいいんだと思っています。
リーダーとしてワタシが成長することで、組織はもっともっと大きく出来る。
雇用ももっともっと創出出来る。もっともっと経済のサイクルに影響を与えられる。
たくさん雇用して、たくさん人が育って、たくさん商売が行われ、そこには売ることと買う事が混在し、その結果たくさん利益を出し、たくさん給与を支払い、社員がたくさん世の中で消費をし、会社もたくさん納税する。その税金はまた国のために使われる。
被災地の復興のために使われる。
分かりやすく、経営者としての大知昌幸が出来ることは、それなんです。
今年も続けます。
私たちの努力が被災地にとどく事を信じて、今年も健全に前に進みます。