私の町家はほとんとスケルトンになりました。見ての通り中はボロボロなんです。ここからリノベします。いろんな京都の不動産で町家のリノベーション済みという物件もありました。料理をする私にとって、もう決まった位置にシステムキッチンが付いている物件は使いづらいなぁ〜と思ってしまいました。水回りのテコ入れは一番お金がかかるところでもあります。どうしてもそこは、自分の納得したものにしたい。また、他の部分で言えばリノベーションしているとはいえ、床は新しくなってはいるけど、床下はコンクリートは敷かないで、そのままだったりして(土のまま)やはり私の思っている物件ではありませんでした。やはり最初のスケルトンの状態を見ておくことがとて肝心だと思いました。

売りに出てる古い町家の物件を買って改装するのは途方もなく体力と気力がいると思います。売りに出てる物件は本当にボロボロだからね〜なのでそこで挫けて「リノベ済み」という表面的には綺麗な物を買ってしまわれる方も多いのでは無いでしょうか⁉️

販売業者がリノベ済みの販売物件と、古い家屋を買って購入者がご自分でカスタマイズした物件も見ましたが、断然自分でリノベするべきかと思います。町家の場合は、路面に面していない路地の町家が多いので、工務店が町家や路地の奥の家の物件に慣れてる方にお願いするのがキモかもしれません。路地奥の家はトラックで資材を運べないし、コンクリートミキサー車も入れないんです。面倒な手作業になるんです。なので割高ですが仕方がありません。

私は実家が工務店をして大家で借家も所有していました。父が3年前に亡くなり、母は年老いているから不動産の修理や交渉も父に代わりするようになりました。全く畑違いの事ですし、とても苦労したけど、そのおかげで今回の家つくりに、とても役立って居ます。とても大変な試練と思ったけど、なんでもやってみるもんですね〜❤︎

イメージで言うと私の物件は中身は丸々スケルトンで、外側が再建不可の物件の中に一回り小ちゃなお家を建てているかんじです。イメージ湧きますかね、わかるかなぁ〜?