今回は、
「土地無し顧客が注文住宅で土地を探す場合の考え方。」
です。
私のところに相談に来られる御客様の約8割が土地からの相談です。
注文住宅は、土地がある方が計画されると思われている方も多いと思いますが、実際には新築の注文住宅専門のコンサルタントの私に土地から注文住宅を計画されている方が、沢山います。
土地がないから、建売分譲というのは、一般の方の単なる思い込みに過ぎません。
快適に住みやすい住まい計画をされたいと思っている方が必ずしも土地を所有しているわけではありませんし、土地がないからと言って、注文住宅をあきらめる必要はないのです。
しかし、土地から探す必要のある御客様には、大きな勘違いをしている方が沢山います。
土地に大きな期待をしても無駄だということを知らないために、いつか希望にあった土地が出てくると信じているようです。
この考え方は時間の浪費と建築チャンスを逃していることなのです。
長年、注文住宅の仕事をしていると、チャンスを活かせる人とそうでない人との違いが見れてきます。特に、土地探しをされている方々は、簡単にわかってしまいます。
土地探しに専念するのは、同じなのですが、土地に執着して、将来的な希望で土地購入ができない方が注文住宅建築の時期とチャンスを逃してしまいます。
土地は、その場所にあるものしかありません。
山間や広範囲な遊んでいる土地がある場合以外は、既存の建物が立っているか、何かしらの既存物が存在しているものを撤去して、新しい建物を建築するしかありません。
土地価格には、相場というものが存在しており、その相場を外れるような土地には、理由があります。高い場合は、価値感の違いや売主側の理由が存在しており、安い場合には、安くしてでも売り切る理由が存在しています。
その他は、取引相場どおりに売買されています。
また、区画や道付け、近隣の環境や隣接している建物の状況、建築されている建物の品質や住んでいる人たちの価値感などもほぼ同じです。
このような状況で、新しい土地が出ても、さほど条件はかわりません。
長年、同じような土地からの御客様の仕事をしていると、10年前も今も土地探しの状況は、かわりがないことに気が付きます。
土地はその時にあるものでしか、選ぶことはできないのです。
また、最も困った状況になるケースは、土地トラウマという状況です。
土地探しをしていて、まずまずの状況、100満点中70点ぐらい出せると自分で考えていた土地を選択せずに見送って、他をいろいろ検討しても、条件に合うような土地がないことを感じ始めた時に、この土地に戻ってきて、誰かに買われてしまっている場合、土地トラウマが始まります。
あの土地を買っておればよかったなどと思うようになれば、最悪の状況になります。
土地は、ひとつとして同じものはありません。
釣りで言うならば、釣ることができなかった魚が大きく感じるのと同様、買いそびれた土地は、顧客の頭の中で勝手に希望に近いような想像をしてしまいます。
その土地に比べて、新しく見つかった土地は、どうのこうのと思うようになるわけです。
自ら招いた不幸なので、誰にも文句が言えず、土地探しにストレスを覚え、本来の目的である、住み心地のよい住まい計画を忘れてしまって、まったく意味もなく希望のエリアにある建売や分譲住宅を買ってしまうことになります。
この場合、住んでから数年もしないうちに後悔が始まり、買うこともできない新しい住まいや断念したハウスメーカーの住宅展示場などを訪問するような愚かな行為を行う人も出てきます。
注文住宅を成功させるには、土地を決める決断力が大変重要になります。
土地は、100%希望にかなうものなど無いと考えるのが重要です。
専門家と同行して、土地を見た時に、直感的に感じたイメージとその土地で希望にかなう建物が建築できるように感じた場合、そこに住んでいる家族を想像して、幸せだと考えたケースは、購入のサインなのです。
立地は、予算に比例してよくなります。
つまり、初期投資費用は、住む人たちの努力と反比例するわけです。
人は、環境に順応できますが、土地は希望の予算に対応してくれません。
また、意味もなく将来に新しい希望にかなうような土地が出るということを考えても無駄です。
立地が厳しいのであれば、そのような場所に生活の場を移すわけですから、より条件のよい本来の目的である建物に工夫や予算を投入することでバランスを取るように考えると、住まい計画は成功します。
住まい計画は、住むための建物の計画が大変重要なのです。
土地が無いからと言って、希望ばかりを優先する土地探しをしていても、決してよい結果にならないのは、多くの実例からも証明できています。
結婚している方は、配偶者との出会いを思い出すとよいと思います。
もっといい人がいるかもと思っていたら、結婚などしていませんし、今が幸せでないと住まい計画などできません。幸せな人生は、人が作るものなのです。
住まいはその器でしかありません。
住む方で幸せな家族生活を過ごせるよう、工夫をこらし、できるだけ長い時間、安心して安全で暮せるようにするためには、どうすべきかを考えると土地選択などは、容易いことなのです。
このようなお話は、売ることが目的の不動産業者や建築業者ではできませんし、しません。
住宅の専門のコンサルタントは、熱意のある御客様だけに、熱心になるのです。
だからこそ、厳しいことも、いわなければなりません。耳に優しい話ばかりを聞きたい場合は、商売上手な営業マンの話を聞かれるとよいと思います。そして、売れる客でないと判断されると、手のひらを裏返したような対応をされて、困惑することになるのです。営業スマイルの本音は売ることですからね。
本当の住まい計画の手法を知るためには、住宅専門のコンサルタントの知識が必要になります。
オカモト企画の住宅コンサルタントは、注文住宅の失敗リスク回避を行う最後の砦なのです。
頭で考えても決して正しい答えはでません。その理由は、知らないことを、自分の頭で考えてもわからないからです。だから、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥 」という諺や「聞くは法楽」という諺があるのです。
電話一本で注文住宅の世界感が変わります。
オカモト企画は、自社商品の販売を行うような業者ではありません。
一切の営業行為を行っておりませんので、電話したから、あるいはメールをしたからと言っても、その後の追客行為はいたしません。
電話して話を聞いて、気に入らなかったらそれで終わりでいいのです。
しかし、電話もせずに、単独で進めてトラブルを起こしたからと言って、私のところに電話されてきても、どうにもなりません。
転ばぬ先の杖だと考える方だけが、注文住宅では成功するのです。
今回は、「土地無し顧客が注文住宅で土地を探す場合の考え方。」でした。
疑いの目を持つことは大事なことですが、その真実を確かめないことは愚かなことです。
世の中には、知らない真実が沢山あります。確かめるチャンスがあるのなら、試してみればよいだけのことです。何も失うものはありません。
住まい計画を成功させたいのであれば、半端な考え方を捨てる必要があります。
このような知らない話は、まだまだあります。
住まいづくりは知らないことばかりです。
従来の固定概念を捨てて、本当の住まいづくりを始めましょう。
無料電話相談を開始しました。
電話ですから、メールのような文章を理解する必要もありません。
時間限定を行っていませんので、気軽に電話してください。
また、より詳しく知りたい方向けに 毎週2組限定の無料面談相談実施中です。(土曜・日曜・祝日も可能です)
無料面談相談会で住まいづくりの可能性を確かめてしましょう。
詳しくは、下記ホームページをご覧下さい。

「失敗しない住まいづくり」 オカモト企画
より多くの方に、本当の住まいづくりを知ってもらいたいと思います。
下記、バナーをクリックしていただけると幸いです。

住まいの知恵袋 ブログランキングへ

にほんブログ村

にほんブログ村
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/w3uxms8risdv
この記事に対してのご意見をお待ちしています。
コメント欄にご記入ください。