義母と義父との話し合いの前。
●●の借金の件で恐ろしくなった私は、故郷の母に電話をしました。
母は、言いづらかったけど、実は●●から連絡があって、家賃の未払い分を立て替えてくれないかと言われて大家さんに払ってきたというのです。

恥ずかしくてたまりませんでした。そして●●に怒りを覚えました。私の実の母に、私に隠れて金の無心をするような男と、私は結婚してしまったのです。

私は母に、婚前からの貯金で返すと言いましたが、母は、それではなにも解決しないから、あなたがお金を管理して、まっとうな金銭感覚を養う機会にしなさいと言いました。


それから数日後、義母と義父がやってきました。
母親らしく息子を責めている義母の傍らでふんぞり返っている義父に違和感がありました。

義父は、
成人した時にやった車の金を返せだとか、
弟も消費者金融を利用して自己破産しているだとか、
家賃をとらずに家を貸してやっているのにと、

なにか、私たちとベクトルの違う話を持ち出したのです。

私は●●の借金が判明したとき、義母と義父に腹を立てていました。
私の母への金の無心もそうですが、結婚前に買った二台の車の頭金、新居の費用は私が払いましたし、●●が一人暮らし時代に家賃などを滞納していたため同居開始後、半年ほどの家賃や水道光熱費、食費、新しい家具や家電の購入費用など、婚前の貯金を使ってまで援助してきました。他人である私にここまで迷惑をかけているのですから、そのように育ててしまったことを一言でも詫びるものだと思っていました。謝罪などお金が返ってくるわけではないし無意味なものでしょうが。

たしかに山小屋に住むと決まったとき、家賃はいらないという言葉に甘えました。しかし交通費を考えると、家賃を払う前提であれば引っ越しは決めませんでした。住み始めてから家賃をちらつかせるなど卑怯ではないのか。
それに併せて弟の自己破産、貸したのか贈ったのかはっきりしない10年以上前の金の話。
私たちはこれからの話をしていたのに、私を更に絶望に突き落とすような、過去の金の話ばかり義父は持ち出してきました。

そして、義父は、膨らんだ私のおなかを見て、生まれてくるものは仕方がない、そう吐き捨てて、部屋の隅で遊ぶ上の子に話しかけることもなく、席を立ちました。
義母は、私に謝り、それに続きました。

後で知りましたが、義母は私の妊娠を義父に伝えていなかったそうです。